恥の数だけ弱くなれる

 恥の数だけ弱くなれる

 弱さに潜れる

 弱さに近づける

 なんの助けにもならない経験知

 現在を脅かすだけの傷口

 それでも恥の数だけ弱くなれる

 それは何事かであるように思われる

 恥の数々による擦過傷は

 生きたくなくなるほどしぶとく痛むが

 恥の数だけ弱くなれる

 上手く言えないが

 それは何事かであるように思われる

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る