言葉の筋トレ

 詩作は言葉の筋トレ

 というと

 詩情もへったくれもないが

 まいにち詩を書くのは

 そんなつもりもあるのかもしれない

 トレーニングのやり方を間違えれば

 筋肉は歪なことになる

 ぼくの言葉も

 なにやらおかしな形になっている

 でも適切な運動量なんて

 詩作にあるのかどうかわからない

 ぼくの言葉はいま

 どんな醜貌をさらしているのだろう

 少しは力を蓄えられたのか

 アンバランスに膨脹しただけか

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る