薄明薄暮性

 昼行性か夜行性か

 むしろ精神は

 薄明薄暮性

 夕暮れと夜明けが自由の領域

 解放の時刻

 奴隷が鎖を断ち切るには

 淡い光線の後押しが求められる

 鉄鎖を霞ませる暮靄ぼあい

 黎明れいめいはいつだって個人に訪れる

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る