夕暮れが訪れるたびに

 夕暮れが訪れるたびに

 わく無力感

 きょう

 自分はなにをしただろう

 骨のない魚

 種のない果実

 みたいな一日を

 呆然と見送るだけで


 夕暮れが訪れるたびに

 咲く虚しさ

 きょう

 自分はどこにいただろう

 床のない二階

 段のない階段

 みたいな一日に

 しがみついたまま流されるだけで

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