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目次
ギフト
ぼくが音楽を聴いている時のこの感情を
きみに伝えることができたらな
ぼくは薄汚い人間だけど
それでもマシな部分があるとすれば
音楽を聴いている時のこの感情だ
ぼくに優しさがあるとするならば
ぼくは言葉をつづる
夢を語る
音楽を聴いている時のこの感情を
なにか形にしてみたくて
だれかと共有できないかと求めて
音楽を聴いている時のこの感情は
なにも与えられないぼくの
きみに伝わればいいのにと願う
唯一の贈り物なんだ
それはぼくに与えられたギフトであり
きみの幸せを願うギフトなんだ
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