死ぬまでにあといくつ詩を

 死ぬまでにぼくは

 あといくつ詩を書けるのだろう

 死を

 軽々しく玩弄しつづけて

 詩を

 垂れ流すように道ばたに吐き捨てつづけて


 死ぬまでにぼくは

 祈るように

 魂の底から追い求めていた言葉を

 一語でも見出だすことができるのだろうか

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