殺意と遊ぼう
殺意がやってくる
自分を殺したくなる殺意が
もうきみとの付き合いも二十年近くになるな
きみとの遊びはあまりこころが躍らないけど
友達の中でも一番の腐れ縁だよ
正直にいえば
初めは大嫌いだった
なんでこんなやつと遊ばなきゃならないんだって
毛嫌いしつづけていた
でもきみが
他のやつらからあまりにも門前払いをくらっているから
ぼくもそんな経験があることだし
遊んでやろうと思った
いまでは遊んでもらってるのはぼくの方なのかな
まあどうでもいいや
今日も一緒に遊ぼうよ
手加減できなくて死んじゃっても
恨みっこなしだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます