第19話 ~練習に失敗はつきもの?丘の上のコンサート~

 思ったよりも緩やかな坂道を、ポメたちは走っていく。果物の木々を進み、時折町の人たちとすれ違ったりするけども、てっぺんに着くまではそれほどかからなかった。

「お、ついに頂上に着いたナ」

 木々の向こうから青空が見えたと思うと、途端にぱあっと目の前が開けた。

 丘のてっぺんには、ドームのように沢山の葉っぱが広がる背の低い大きな木が一つ。それ以外には何もなかった。

「思ったよりも、がらんとしてるね」

 そしてその木の向こうからざわざわと、人の話し声が聞こえてくる。回り込んでみると、ロココたちの姿が目に入った。その前にはざわざわと、同じ色の服をして様々な楽器を持った子たちがたくさんいる。

「フライズ先生、ごめんなさい……遅れちゃいました!」

 謝っているのだけど、どこか明るい声色で言うフーミン、その前には、黒い衣装を羽織ったヒツジの男がいた。もこもことしたボリュームのある毛に、立派な巻き角。背はフーミンよりも低いけども、周りとの違う雰囲気にそれが大人だとポメもすぐに分かった。

「大丈夫ですよ、時間は余裕を持って伝えていますから。それにフーミンさん、貴方にはロココさんを連れてくるように頼んだのですから」

「……何よ、私だってちゃんと謝るわ。その……ごめんなさい」

 フーミンの背中からひょいと飛び降りると、ロココは小さく頭を下げた。

「では皆さん、ステージに上がりましょう」

 ふうとため息をついてからフライズがそう言うと、みんなは一斉に木の奥へと入り込んでいった。

 子どもたちが、視界から急にいなくなる。ポメは慌てて更に回り込むと、思わず息を飲み込んだ。

「すごい、自然でできたステージだ」

 ポメたちが大きな木と思っていたもの……それは上が少し加工のされた切り株で、この町のコンサートホールであった。

 その上がステージになっている。そこには青い服の子たちもたくさんいて、みんながイス代わりに生えている色とりどりのキノコに腰かけていた。

 ポメはイイ感じの小さな岩を見つけて、そこに腰かける。ステージからは少し離れているけども、演奏を見るには絶好の場所だ。

「では皆さん……一度前半部分だけ、演奏してみましょう」

 はーい、という声が上がる。フライズは指揮棒を持って手を広げると、みんな一斉に楽器を構えた。

 そしてフライズの動きに合わせて、演奏が始まる。まずはゆったりとしたフルートのイントロ。そのワンフレーズが終わると、順々に楽器が入り始め、テンポが加速する。コンカラコンカラと素早い木琴の演奏に、重低音の楽器がしっかりとリズムを刻んでいる。

「よく見るとあの楽団、指揮者を除いたら子どもしかいないナ」

「うん。子どもたちだけの楽団……お母さんから、聞いたことあるね」

 オルゴア王国には、ルーチ・タクトだけでなく、様々な旅楽団がいる。その中に一つ、ヒナコリという旅楽団があった。

 ヒナコリは、未成年の子たちだけで構成された青少年楽団である。なんでも旅をすることで様々な土地を歩み、その土地で感じたことを演奏に活かしてほしいと活動しているそうだ。

 実際に名が知れ渡るほどに腕もあり、町の様々な催事に関わる演奏をしているという話だ。

「それニ、ルーチ・タクトとも一緒に演奏したこともあるとかナ」

「うん。気にはなってたけども……すごいね」

 トンタントン、三拍子のリズムに合わせ、豊かな音色が手を取って踊っているかのよう。その演奏は、ドゥブールらしさをしっかりと掴んでいた。

「上手いってのもそうなんだけど……なんていうか、音に厚みがある感じがするね」

「へへ、楽器は旅をすると音が逞しくなるって言うしナ」

 演奏者の中にはきっと、ポメと同じくらいの子もいるのだろう。だけどもここにいるみんなはポメと違って、色んな町を見てきて、そしてそこで演奏をしてきた。

 練習風景でもその演奏に"旅をしてきた音"というものを、ポメは感じていた。

 そして指揮者であるフライズの動きが、より複雑になる。目の前に置かれていた譜面石台からは、三つの光が浮き出ていた。

「すごい……あの人、三つの譜面石を同時に使ってるよ」

「あァ、中々できることじゃねえゾ」

 譜面石台は一つしか置かないのが定番であるが、フライズはなんと同時に三つの譜面石を使っている。

 譜面石は一つだけでも効果を発揮するのだけど、それが二つ三つとあると、それらの光が更に繋がって、より大きな力を発揮するものであった。

 だけども複数の譜面石をうまく活かすのは、中々難しい。指揮者はその生きた楽譜に合わせて、演奏者に巧みに指示を出していた。

 それぞれの譜面石から出てきた光は重なり、音に"楽しい"という感情がついて観客席を駆け抜けていく。ポメの奥底から、とんとん、と一つの感情がテンポよく湧き上がってくるのを感じていた。

「なぁポメ、あの子……なんか気になるなァ」

「あそこにいる……ロココのこと?」

 フォルが指をさしたのは、ステージの左端の方であった。そこにはロココが座っている。

 チューバをしっかりとしっぽで支えて、目を閉じながら音の一つ一つをしっかりと踏みしめるように演奏をしている。果樹園の中で練習していた時よりも、しっかりと音に集中している。その妙な渋い感じに、ポメも少し目を引かれていた。

「ちがうちがう、その隣サ」

「あー、あの子は確か……」

 ロココの隣にいる子……ロココとは違って、とても大きな体をした子。それはあのフーミンである。

「あの子の楽器はユーフォニアムなんだ」

「ロココってやつとお似合いっちゃあお似合いだナ。しっかシ……」

 走ってからのすぐだというのに、しっかりと整った演奏。だけどもどこか、テンポに僅かなズレが感じられる。

「ありャ……ロココって奴を気にしてるみたいだナ」

 フーミンの視線は指揮をするフライズからは少し離れている。いや、少しというより……その視線は、その隣のロココにがっちりと向けられていた。

 ロココのぴったりと綺麗な姿勢、しっぽで構える様。鼻を使ったりして、それを逐一と"まねて"いるようであった。

「仲良し、なのかな?」

「どうだろうナ。なんかあのロココって奴も、フーミンの視線が気になってるみたいだゾ」

 そう言われると、ロココの表情にも少し曇りが見え始めてきた。それでもリズムをしっかりと崩さずにキープをしている。

 そしてチューバとユーフォニアム、二つの楽器が休まるとこへ入った。ロココは一息つくとチューバを持ち直し、そしてふふんと不適な笑みを浮かべると、くるりと一回転させた。

「シャレたことするなァ」

 あんなに大きなものでも、その手つきは危なげもなく綺麗な軌道を描いて見事にしっぽで支え直した。その様子はどうにも手慣れているようであった。

 だけども、それを見ていたフーミンも、顔つきが変わった。

「あ、もしかして、あの子もやるんじゃ……」

 ふう、ふう。大きく息をすると、フーミンも手に持った楽器をぐんと回そうとした。だけどもフーミンにとっては手馴れていないようで、楽器はロココほど綺麗な軌道は描かない。ふっと、フーミンの手から離れて、前へと飛んでいきそうになった。

「あ、わぁ!」

 その声に、演奏者のみならずフライズも含めて、みんなの動きが止まった。落ちそうな楽器は、フーミンのわたわたする手の上で踊るかのよう。

 だけどもそんなユーフォニアムをなんとかキャッチ。だけどもバランスを崩したフーミンはそのままどしん、と倒れ込んでしまった。

「フーミンさん、大丈夫ですか?」

 フライズはすぐさまフーミンの元に駆けつける。みんなの手が止まり、爽やかな演奏からざわざわとした声に包まれた。

「いてて……うぅ、ごめんなさい」

 フーミンはおしりをさすりながら、なんとか起き上がった。幸いにも楽器は、フーミンの手と長い鼻によって抱え込まれていて、傷一つなさそうだ。

「それよりも貴方に、ケガはありませんか?」

「う、うん大丈夫です……ちょっとおしりが痛いけど」

 みんなも楽器を置いて、フーミンの元に近寄る。心配する声が響き渡る中、その隣にいたであのロココだけは、楽器を持ったままじっと座っていた。

「……ふん。まったく、ムチャなことして楽器でも傷つけたらどうするのよ」

「ちょっとロココちゃん、フーミンちゃんのこと、心配じゃないの?」

「楽器はね、あたしたちみたいに簡単には治らないのよ。それなのに出来もしないことをして……分かってたからね。私のマネして、楽器を落っことしそうになったの」

「…………」

 みんなすっかりと、黙り込んでしまった。さっきまでの陽気な音に包まれていたこの空間も、冷たい静けさだけが残っている。

「……とりあえず、一旦休みましょう。フーミンも無理をしないで、痛みが引くまで安静にしていてください」

「……はい、フライズ先生」

 みんながそれぞれの椅子に座りこんで、そして、静かになった。さっきまであんなにかろやかで涼しげな音楽に包まれていた場所とは、思えないほどに。みんな、楽器を掴んで指を動かしているけども、音を出すのを少しためらっていた。

「あの子、ずいぶんと落ち込んじゃったね」

「そりゃあなァ……」

 その中でもフーミンは、楽器を抱えたまま、じっと床を見つめているだけであった。

 

 ―――

 

 ポメはコンサートホールを離れて、丘を下る。空は黄金色に変わり、夕日はドゥブールの一面を照らしていた。

 アルメリシアで見るのと何も変わらないはずなのに、ここで見る夕日はいっそう煌めているようだった。

「……あの子、大丈夫かな」

 だけども、ポメの心はあまり晴れやかじゃない。あの後もフーミンは演奏に参加できず、ずっと落ち込んでいた。ああいうのを見てしまうと、ずっと気になってしまうのがポメなのである。

「お前は心配性だなァ。あんなピンピンしてたし、大丈夫だロ」

「でもあの、ロココって子にさ、結構厳しいこと言われてたでしょ。尊敬してる人に厳しく言われたらさ……やっぱり、すごくへこんじゃうと思うよ」

 ポメたちは待ち合わせをしていた広場へ戻ってきた。だけども辺りを見渡しても、デデはいない。あのトロンボーンの音色も聞こえなかった。

 夕暮れ時になるとこの広場も、人があまりいない。聴く人がいないならどこかへ行ったのだろうと、ポメは思った。

「でも、あのロココってやつの言うことが正しかっただロ?」

「うん、僕もそう思う。思うけど……」

 子どもたちの声が、聞こえてくる。家と家の間からひょいと現れ、そして別の家と家の間へと駆けていく。騒がしいかと思えば、またすぐに静かになった。

「それにな、厳しく言うことだって時には大事、だロ? それは、お前もよく分かってるはずダ」

「……うん」

 ポメのお父さんもお母さんも、滅多には怒らない。だけども絶対に怒らないってわけじゃない。お父さんの仕事道具を勝手に触っちゃった時は、厳しく叱られたこともあった。あの時はすごく怖かったけど、なんであそこまで強く叱ってくれたのかも、今のポメには分かっている。

「道具って僕が思ってるよりも繊細だし、とても大事なものだもんね」

「あァ。あのロココってやつは、楽器を傷つけそうになったから叱ったんだロ」

「そうだよね。うん、大事なこと……」

 ポメはふうと息をつき、ドゥブールの石畳の床にじっと目をやった。まばらな色模様をした石で加工された地面。アルメリシアの職人たちが作り上げたと言われるこの広場は、外からの来訪者も居心地のいい空間になっていた。

「なーに一人でぶつぶつ呟いてんだよ」

 声と共に、どんと背中に重いものがぶつかった感じがした。ポメは思わずよろけながらもすぐに振り返ると、そこにはデデがいた。

 ポメが呆気に取られて言葉を探していると、デデは持っていた串焼きを差し出してくる。

「ほら、この町の果物を焼いたやつだってさ。お前も食えよ」

「あ、うん。ありがとう……」

 リンゴの半身が二つ、香ばしい色合いの表面からは、新鮮な果物とは違った甘みが香っていた。

 ポメはそのリンゴをがぶり。じゅわあっと生温かい汁が口の中で溢れてくる。熱すぎず、少しぬるいと思えるくらいで食べやすかった。

「へへ、果物ってのは焼くと甘みが増すって言うらしいけど、本当だな?」

「うん、すっごくおいしいね」

「というわけでそのお代、あとでちゃんともらうからな」

「うっ……ちゃっかりしてるなぁ」

 デデがそう簡単にものをくれるとは思えない。最初にそれを意識してれば良かったと、ポメはがっくりと肩を落とした。

「ところでどうだったんだ、森の中。ま、大したモンはなさそうだけどさ」

「それがね、すごい楽団に出会っちゃったんだ」

「へぇ……」

 すごい楽団。その言葉を聞くと、デデの長い耳がぴくんと動いた。

「でも一人の子がステージでこけちゃってさ……仲間の一人からもきついこと言われてて、ちょっと心配なんだよね」

「へっお前はいつもそう、他人のこと心配するよなぁ」

 舌をまくるようにそう言って、デデは串のりんごをずいずいとポメのほっぺに押しあてた。甘くてちょっとぬるい、そんな汁がほっぺを汚してポメはぐいぐいと手でそれをぬぐう。

「なにさもう……それよりもデデ、ジェコは見てないの?」

「あぁ、ずいぶんと遅いな……」

 二人は空を見る。夕日は時間が経つにつれ、どんどん落ちていく。夕焼け空がゆっくりと青く暗く変わっていき、町のあちこちに明かりが灯っていった。

 本格的に、夜を迎える。それなのにジェコは中々、この待ち合わせ場所には来なかった。

「あいつ、一人でうまいもん食ってんじゃないか?」

「……僕らで迎えに行く?」

「よーし、それじゃあ俺らを待たせたバツに、色々奢らせるか」

「ちゃっかりしてるなぁ」

 

 ―――

 

 暗くなると、家々に照らされたランプに明かりが灯っていく。その中でも丘のふもとにある市場は、とくに明るく賑わいを見せていた。

 ドゥブールは自給自足が盛んな町で、お店と言えるものは昔はあまりなかったのだが、旅人が来るようになってからふもとに様々なお店ができるようになってきたのだった。

 とくにこの屋根の下に広がる大きなビアガーデンは、旅人だけでなく町の人も入ったりしてにぎわいを見せる。鼻をくすぐるような香ばしい料理に、甘い匂いを漂わせるお酒が飛び交っていた。

「へっへ、しかしやっぱりドゥブールで味わえる新鮮なフルーツは、格別だねぇ」

 夜になってよりいっそう賑やかな光景を見ながら、ジェコはパイを一口一口ゆっくりと味わうように食べていた。

 熱々でさっくさくのパイ生地の中には、新鮮な果物がごろっと。一口噛むたびに、とろけるような甘い味が口の中で広がってくる。

「フルーツを存分に味わえる料理も沢山あるし、こりゃあオイラのレパートリーも増えるな」

 ジェコがここにやってきてから、じつに二十以上もの料理を食べていた。とは言えどれも少なめだし、体の大きなジェコには丁度いいおやつ感覚の量であった。

 だけども流石に二十も食べると、腹はずっしりと重たい。ジェコは最後のパイを口に放り込むと、何か頭に引っかかるのを感じていた。

「そういやなんか、大事な約束があったような……なんだったっけ?」

 ま、いっか。最後にフルーツシャーベットでも食べながら、ゆっくり思い出そう。そう思い、ジェコは立ち上がった。

 様々な小さな種族の人たちの後ろを通りすぎていくと、みんなのぬるい視線をじんわりと感じていた。

「やっぱオイラみたいな大きな種族は、珍しいんだろうなぁ……」

 ジェコからすれば、みんなが子どものように見える。だけどもその手に持ったグラスを見ると、立派な大人なんだと分かるのだった。

 ジェコも飲食店を手伝っていた身。お酒を飲んでいる人たちを見ていると、色々と思い出すことがある。酔っ払いの相手とか、この辺りじゃあとくにめんどくさそうなことになりそうだ。

「おっと、ごめんよ」

 ガタン。ジェコのお腹が、あるリスの背中をどんと押してしまった。そのリスは体ごとテーブルに押し倒されるようになってしまったが、手に持っていたジョッキは見事に離していない。

「……ちょっと待ちなさいよぉ。アンタ、謝るだけで済むと思ってんのぉ?」

 ジョッキを持った手はぷるぷると震え、その小さな体をこちらにぐいと傾けた。

「あー、こりゃめんどうなのにぶつかっちまったか……?」

 その顔を見て、ジェコはそう思った。その鬼のような形相は、色々と後始末の悪そうな酔い方をするタイプだと分かる。

 だけどもジェコもつい油断をしてしまった。何せ酔っているのは体の小さなリスだし、その水色の服を羽織って頭には幼さを漂わせる丸いお花を乗っけているのだから。

「悪かったって。ほら、オイラのお腹ってこんなでっかいだろ? だからぶつかっても仕方ないさ」

 そんなジェコの態度が、そのリスにはピキンときたようだ。ドン! そのまま割れてしまいそうなほどのジョッキを叩くと、ジェコのベルトをずいっと掴んで引っ張った。

「そんなお腹してるのは、アンタがそれだけ食ったのが問題でしょうが! 自分の体型に自分で責任持てないっての?」

 声こそ荒げているし、まん丸な頬がぷくっと膨れ上がる。一目でどれほど怒りに満ち溢れているのか分かるほどなのだけども、ジェコに不思議と全く怖くはなかった。

「あー、それじゃあさ……ちょっとシャーベットでも食べてさ、落ち着こうぜ? ほら、オイラが買ってきてやるからさ」

「シャーベットぉ?」

 何せ、見た目こそただの女の子にしか見えないのだから。それにジェコはこういう酔った人を相手にするのは、店でも馴れている。ジェコはそそくさとその場を離れると、リスの子は大きなため息をついて、ジョッキに残った酒をぐいと飲み干した。

「まったく、今日は色々と面倒なことばっかりね。あの変なワニや、フーミンも……」

 ジョッキに映る自分の顔を見ながら、ロココはそう呟いた。

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