第28話 感情を増やす(4)

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お昼ごはんを食べた後に、白猫が庭にきた。

子猫だった。小さい。とてもかわいい声で泣いていた。

しかし、どうも様子がおかしいなと思った。

すごくたくさん泣いていた。

親とはぐれちゃったのかな?と思った。

声はしゃがれていた。

不安そうな鳴き声だとおもった。

おいでというと、猫はこっちにやってきた。

首根っこをつかんだら静かになった。

そのまま猫を庭の焼却炉に放り込んだ。

最初はよく鳴いていたけど

そのうち静かになった。

ちょっと変な匂いがした気がしたから

新聞紙をもってきて、焼却炉にくべておいた

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