133-4.中華まんシリーズ④
【PTを付与します。
『熱々、中身ぎっしりジューシー肉まん』
・製造40人前=500000PT
・食事ひと口=500PT
→合計500500PT
レシピ集にデータ化されました!
次のレベルまであと3754568PT
】
ひと口と生産でのPTがやっぱり高い。
まさか、肉まんでここまでとは。
あとの二つがどうなるか、と思い、シェトラスさん達に相談してから味見をすると?
【PTを付与します。
『熱々、中身ぎっしりとろーりゴマあんまん』
・製造40人前=400000PT
・食事ひと口=500PT
→合計400500PT
レシピ集にデータ化されました!
次のレベルまであと3354068PT
】
【PTを付与します。
『熱々、中身ぎっしりほかほか定番のあんまん」
・製造40人前=700000PT
・食事ひと口=500PT
→合計700500PT
レシピ集にデータ化されました!
次のレベルまであと2653568PT
】
どっちも、中華料理屋さんやコンビニに負けず劣らずの美味しい美味しいあんまん達だったが。
肉まんは中間。あんまんがトップバッターって感じ。
いい具合にPTが獲得出来たので、レベルアップへの道も順調だ。
とりあえず、お先におやつをいただくことにして、提供時間まで他に蒸した肉まん達は無限∞収納棚に入れて保温して。
ちょっと涼しくなってきたので、温かい紅茶を淹れてから全員で食べかけを改めていただきますをしたのです。
『んんん〜〜!? やっぱりうんまいでやんす!!』
「ああ」
「本当に美味しいねえ?」
『でっふぅううううう!!』
四人には大好評で、ロティは口周りをベタベタにしながらもあんまんを貪り食べていた。
『何もつけずともうんまいでやんすけどぉ〜? ショーユとビネガーのタレで二倍美味いでやんす!! 肉と玉ねぎの甘味が噛めば噛むほど口いっぱいに広がって〜!!』
「レイ君、食リポありがと」
「このゴマアンマンというのもいいね? 少しざらつくがそれ以上にアンコの甘味が引き立っているよ。昔に食べたマンジュウとは比べ物にならない!」
「普通のアンマンはアンパンとは違うけど、やみつきになりそうだ」
「ありがとうございます」
ホムラ出身者じゃない人でこれだけ高評価なら。おそらく、ホムラに一時帰国出来る時にはきちんと指導することが出来るだろう。
誰に指導するかはわかっていないが、きっとシュリ城お抱えの料理人さん達だと思う。もしそうなら、粗相しないように気をつけなきゃ!
エイマーさんとのマナーレッスンが役に立つはず!!
「なんや〜〜このええ匂い〜〜」
「ほんと、いい匂い〜!!」
そして、中華まんの匂いに引き寄せられてきたのは、シャミー君とピデット君だった。サイラ君はいないみたい。
「あ、お疲れ様〜」
「チャロナ!! 今日のおやつ何!?」
「何なん!?」
「えっと……私の故郷のおまんじゅうを少しアレンジしたの」
「「え、マンジュウ!?」」
「食べたことある??」
「……ものっそ、甘ったるかった」
「以前のパンよりもボソボソしてた」
『論より証拠。食べてみるでやんすよ??』
「「レイバルス公がおっしゃっるなら……」」
そう言えば、レイ君はSSランク冒険者の
元の銀色の大虎の姿もだけど、同級生感覚で接してるから、ついつい忘れがちでいた。
とりあえず、厨房に行って収納棚から肉まんを二つ出してお皿に載せて。醤油ダレの小皿も添えました。
「甘いのじゃなくて、お肉を使ったものだけど。そのままでも食べれるけど、物足りないならこっちのソースもつけてね?」
「「……いただきます」」
下の紙を外すのも付け加えてから、二人は肉まんを手に取り。最初はあちちしてたけど、かぶりついたら一変。
よっぽど美味しかったのか、ロティ以上に貪るように食べていったのだ。
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