星流夜 ――聖夜に目覚める――

作者 竹神チエ

36

14人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

ちょっとした好奇心というのは、誰でも持っているものだと思います。
好奇心の向かう先に、少しがんばれば手が届きそうであれば、やってみようとなるのが、自制心のまだ未熟な子どもたちです。
どきどきやわくわくが、冒険が、良い結果へとつながるだろうと楽観的なのも子どもたちです。
そんな彼らの引き起こしたこととは……

ユーモアとシリアスが絶妙な配分の作品です。
ぜひご一読を!

★★★ Excellent!!!

児童書に書いていた死者を甦らせる方法。子どもなら誰でも一度はやってみようかと思ったはずです。

けれど、そう易々と甦られても困るわけですし、そこかしこで儀式られても困るわけです。その上、おい、甦らなかったぞ、なんてクレームも困るわけでして。

そこで、用意すべきアイテムを少々難解なものにするわけです。

が、この少年達は驚くべき機転と柔軟性でそれをあっさりとクリアし、儀式を行うのですが――。


と、いつもの竹神さんのユーモア溢れる語り口ですいすいと読み進めていける本作ですが、ラストが……もう……。まさかそんなことになるなんて、と。

でも、儀式の成功を祈らずにはいられません。最後にじわっとくるお話です。