手にした布の内側にあるものは、啾啾と哭いて、そして。
なるほど。わけがわからないと。
そうだな、わからないだろう。お前には。
御託は時間の浪費というもの。
無意味なバイトデータに食い潰されるメモリは見ていて胸が痛い。
では。
覚悟なんてできていないだろうが、
人生というもの、たいていそんなものだ。
諦めろ。
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短編集「美味兎屋(https://kakuyomu.jp/works/1177354054880945030)」から引っ張り出してきました。
少しアレンジ加えていますが、基本的には同じです。