黄昏庭園で待ち合わせ🐾

作者 遥河

109

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★★★ Excellent!!!

可愛い猫に癒されながら読みはじめましたが、中盤から鳥肌が止まりませんでした。
短編でこれだけの内容を、しかも緩急をつけて表現する技術に脱帽すると共に、ラストに向かって駆け抜けてゆくストーリーに胸を打たれました。
読み終わった後、改めてタイトルの奥深さがわかる作品です。

★★★ Excellent!!!

とても悲しい最後なのに……なにか救われたような気持ちになりました。
こんなに絶妙なバランスの物語を綴っていける作者様はすごい筆力のあるお方だと思います。

読了後にタイトル「黄昏庭園で待ち合わせ」を見て、しみじみと喝采。
物語りの全てを集約した見事な作品名だと思いました。

★★★ Excellent!!!

二週目は最初から泣ける~。
美夜が学校帰りに喋る猫さんと出会うところから始まって、真実とか想いに満たされた物語に……登場キャラに感情移入すればするほど号泣。
切ないんです。だけど、優しさに加え可愛らしさもあり、読んでいる人を温かい光に包み込んでくれるような心地良いひと時を与えてくれる作者様らしさ溢れる素敵な物語なのです。

★★★ Excellent!!!

友達と別れた学校の帰り道。
誰かの呼びかける声。
アメジストの瞳を持った、小さな黒猫。

そこから美夜にとって現実とも夢ともわからないような、不思議な経験が始まります。

記憶の奥底に眠る何かを美夜が引き出そうとした時に起こる急展開。
衝撃的な内容だけにネタバレは控えますが、最後は悲しみの中にも一筋のやわらかな光が差し込むような読後感を残す掌編です。

★★★ Excellent!!!

まるで絵本や童話を読んでいるようなピュアな気持ちになれる作品です。
叶えたい願いが叶った時、何か大切なことを忘れてしまうことは私たちにもあることだと思います。

この作品は、優しい表現でそのことを思い出させてくれる作品です。
内容はネタバレになるのでコチラには書きません。
ぜひ皆さんの目で確かめてください。
日々忙しい方や、ちょっと疲れてる方にもオススメの癒やされる作品です♪

★★★ Excellent!!!

夢の中にいるような幻想的な世界と、現実世界が織り交ぜになって創られた物語です。

かわいいだけのファンタジーではなく、悲しさや切なさが重くなりすぎない程度に含まれていて、切なくも温かい物語となっています。

言葉選びや文体がとても優しく気持ちがいいためか、読んでいくと黄昏の世界に溶け込んでいくような(何かに包まれているような)感覚になります。

あと、にゃんこ、かわいいっ!!

★★★ Excellent!!!

ミヤちゃん、色々と辛いことがあったね。

瑞稀さんもがんばったね。

希望を捨てないのだね。

生きることに疲れても、ものぐさで死んではいけないと思わせられました。

実は、死ぬことの方が難しい。

その時は、痛いし苦しい。

生きる! 生きる! 生きる!

人もネコも、同じ生きとし生けるもの。

今をありがたいと思える良作に出会えたことに感謝いたします。

ぜひ、ご一読ください。

★★★ Excellent!!!

人と猫の『想い』や『祈り』が交錯する場所が、つまるところ『黄昏庭園』なのかもしれません。『想い』は苛烈なものと言うよりも優しいもので、『祈り』は真摯であり儚く感じます。

それらは『美夜』というヒロインの一人称で語られます。優しい彼女が想いと祈りを紡ぐ自身の夢物語を完結させる時に、甘くほろ苦い感情が伝わってきました。これは、作者による不思議な一人称の巧みな仕掛けの効果なのでしょう。

現代ファンタジーですが、短さ故に、作者の読み易い筆致と相まって、上質な童話のような雰囲気が漂います。

★★★ Excellent!!!

高校生の夢野美夜の前に現れたのは、一匹の喋る事のできる黒猫。黒猫さんはどんな願いも叶えてくれるって言うけど……

心温まるメルヘンなお話……と思いきや、美夜は何か、重大な事を忘れてしまっている事に気が付きます。
少しずつ思い出される美夜の過去。そこには悲しい真実が隠されていましたけど、それでも誰かを想う温かさと、未来を作る希望にあふれたお話です。

猫好きな方や、感動話が好きと言う方は、是非読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

突然現れた、どんな願いもかなえられると言う、しゃべる猫。
最初はほのぼのした可愛い話かなと思いましたが、徐々にそれだけではない切ない真実が明かされていきます。

ただ可愛いだけの話ではなく、そこには悲しみもありました。ですが悲しいだけの話でもありません。
誰もが大事な人を想い合う。溢れるほどの切なさの中に、そんな優しさが包み込まれたお話でした。