こちら、しろねこ心療所

作者 紫藤 咲

93

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★★★ Excellent!!!

誰にも言えない悩みを抱えた愛華さんが訪れたのは、しろねこ心療所。
その悩みを解決するには、ある条件が必要で――。

どうしたらいいかわからない。
そんな時は、ねこ様へ会いに!
そのピタンッは優しさの音だ。


私も、しろねこさまに逢いに行きたいです。
ありがとうございましたー!!!

★★★ Excellent!!!

ちょいと毛色の変わった「しんりょうじょ」、まず「診療所」ではなく「心療所」と書くのが第一のポイント。
そこにいるのは尻尾の表情もゆたかな白猫さま(このキャラがイイ!)と、ひとりの青年。これが第二のポイント。
ひょんなことからお世話になる女子高生の愛華。彼女がこのしろねこ心療所で見たものは?
短編で終わらず連作長編にもなりそうな、魅惑的な一編である。

★★★ Excellent!!!

 ご主人様の下僕になる、と (笑)
 気難しい猫様だが、久能くんは苦悩していないご様子。主の器か。

 扱う女性の悩みは決して軽いものではないが、作品そのものはライトでポップかつハートフル。

 キャラクター性にも触れておきたい。
 少女の容姿、痴漢の社会的立場、主人と下僕は言うに及ばず、憑依による人格。
 しっかり意図したものか、はたまた力量の成せる業か、キャラクターに二面性が敷かれている。
 これはポイント高い。

 連続ドラマの理想的な第一話を見せられるような爽快さは、猫好きにも猫アレルギーにも軽率にオススメ出来る一品と言えよう。

★★★ Excellent!!!

夜な夜な猫に、悩みを打ち明ける飼い主は多い。
職場の人間関係、恋の悩み、ダイエットが上手く行かない――
何でも話せるのは、猫が人間の言葉を理解しないからだ。
――あなたは、そう思っていないだろうか?
今度、猫に話し掛ける時に、じっと猫の目をよく見てみるといい。
それも、深刻な相談をするときに。
猫の目の奥は、時折鋭く光るんだよ。
だって――、
猫は――、知っているから――、
あなたの心の奥底に、蠢いている、あなたも知らない何かを――

ニャウ~

★★★ Excellent!!!

女性の悩みを専門にとりあつかう心療所。
一匹のうつくしい白猫と、青年執事が相談者をまねきいれる。
「痴漢被害」になやんでいると訴える女子高生に、くだされた診断は「メガネを外して、髪をくるくるに巻いてこい」……って、なにソレ〜〜!?

ぶじに今日も、ひとりの乙女を救った『しろねこ心療所』(*ノ´∀`*)
なにより登場するお猫さまが、気まぐれで可愛くて、ときにはどう猛で……人間をふりまわす様子が、とてもうまく描きだされていて、お猫さまへの愛情もビシバシ伝わってきちゃいます!
思わずニマニマと口元がゆるんじゃうこと間違いなしなのです〜〜!(*´∀`*)

★★★ Excellent!!!

この診療所では猫が1番、猫が客を選び、執事がその意図を尊重している。この関係性がおもしろかったです。
「もっとかわいくしろ」という指示は、痴漢男を誘惑するため?いや、白夜様の好みですよね(笑)
気まぐれで、俺様で、紅茶好きな白夜様の活躍をもっと見てみたいと思いました!

★★★ Excellent!!!

 猫あるあるが詰まった、心温まる物語。
 撫でられるのが好きではないし、尻尾で意思表示。綺麗な目と小さな顔。そして毛並みの美しさ。人間とは一定の距離を持つ。座り方に名前がある。でも、人間は猫に弱い。ツンデレがかわいいと思ってしまう。
 そんな猫と、その猫に仕える男性が営む心療所。
 そこに、毎朝痴漢に悩む女子高校生が相談に訪れる。
 猫語を通訳してくれる男性の言う通りにした女子高校生に、また例の痴漢が襲いかかる。
 その女子高校生を助けたのは――?
 
 是非、ご一読ください。

★★★ Excellent!!!

猫は、それだけで偉い存在で、下僕扱いをする。
真っ白い猫は、そんな俺様な性格なねこさまでありながら、不思議な力を持っていた。

ねこさまとお世話をする執事、そして女子高生。なんとも涎が出る組み合わせである。
彼女の悩みを聞き、救った存在は、「白夜様って呼べ。愚民め」と、上から目線な王様。
きっと彼女を気に入ったのだろう――不機嫌そうにしながらも、自分のテリトリーに入れるとは、なんとも天邪鬼な白猫である。