星流夜

作者 きつねづか愛弓

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★★ Very Good!!

植物の名前を冠した「夜空の住民たち」と、空で光り輝く星々の秘密が、美しい言葉で描かれています。
優しい言葉で紡がれた童話の中にも、「つくる」という行為に対する思いや願いが込められているようにも感じます。
星空が誰かの作品だなんて、溜息が出てしまうほど素敵な発想だと思いました。

★★★ Excellent!!!

夜空の住人のために夜空を作るヤドリギ先生。
それを地上の住人にも見せたいヒイラギさま。

二人の美意識がぶつかります。
と言っても殺伐とはしていません。
作品のテイストは暖かく、キャンドルの火や春の香りのする紅茶がこの季節にピッタリ合っています。

個人的にはヒイラギさまの考えが大好きです。

読後に夜空を見上げた時、きっとヤドリギ先生とヒイラギさま、そしてポインセチアを思い出すことでしょう。