日刊ネットＤＥ小ネタ（不定期）

第1172話 ＡＩと書いた小説が初入選！

　少し前にＡＩが小説の続きを書いてくれると言うサイトが話題になりました。ＡＩだけで小説を書くのはまだハードルが高いですが、人間がサポートをする事でかなり精度は上がってきているようです。そんな中、文学賞の『星新一賞』で、初めてＡＩを使って執筆した小説が入選しました。

　一般部門優秀賞を受賞した『あなたはそこにいますか？』の作者・葦沢かもめさんは、自身で小説執筆ＡＩを開発した経験がある他、ＡＩを活用した執筆支援サービス『AI BunCho』を使ったシナリオ執筆なども行っているのだそうです。過去にもＡＩ利用作品が最終候補作品に選ばれるなどの実績があるのだとか。

　星新一賞は、応募規定で『人間以外（人工知能など）の応募作品も受け付けます』とＡＩによる作品の応募を認めている文学賞。今回の応募総数は２６０３編。その中でＡＩを利用して作られた作品は１１４編あったのだとか。

　ＡＩ利用作品の入選が星新一賞と言うのもなんかそれっぽいですね。未来だなぁ。