日刊ネットＤＥ小ネタ（不定期）

第1078話 ええ～？ 遺伝子組み換えをせずに？

　皆さんはバラはお好きですか？　私は割と好きな方です。このバラには研究者の永遠の命題で青いバラと言うのがありました。バラは様々な色に出来るのですが、青いバラだけは出来ないと言うもの。その課題をクリアしたのは遺伝子組み換えの技術が発達してからでした。バラには青色にする色素がなかったから。

　そう、青いバラは遺伝子を組み替えるしか作る事が出来ないはずだったんですよ。それなのに、組み換え技術を使わずに青いバラを作った人が現れたんです。

　作ったのは、バラ苗専門店『バラの家』代表の木村さん。１２年かけて青いバラを作り出したのだそうです。色味だけでなく、耐病性や樹勢の強さの両方を兼ねそろえた品種を生み出すのに苦労したのだとか。

　そのバラの名前は『ブルーグラビティ』。人を引き付ける青バラへのあこがれが込められています。２年生の苗を３５８０円で予約販売しているみたいですよ。

　これこそまさに快挙ですね。青みは薄いのですが、自然な青さが美しいです。