　久しぶりに新商品関連以外の話題ですが、スイスで公共の場で顔を布などで全面的に覆う事を禁じる規定を憲法に盛り込む事が決まったのだそうです。これがニカブやブルカの禁止だと騒がれているみたいですね。

　現在(※執筆時)スイスのイスラム教徒は人口の約５％で、多くは旧ユーゴスラビアにルーツを持ち、ニカブなどを着用する伝統を持たないのだそうです。こう言う事情もこの結果に繋がっているのかも知れませんね。

　ニカブやブルカの着用者が少ないとは言え、当然ながらイスラム教関係者はこの動きに反発しているようで、今後の彼らの動きが気になりますね。何故刺激させるんだろうと思わなくもありません。この動きには『女性への抑圧から解放する』と言う理由や、厳格な政教分離を求める理由から一部の左派が支持したそうで、何となくいや～な空気を感じたりもします。

　顔を隠すのは禁止だけどブルカは免除、みたいな落とし所もあったんじゃないかな。今後、スイスが何らかの騒ぎに巻き込まれるような事がありませんように。