　コビッド禍において一番需要があるのがマスク関連の製品ですよね。とは言え、マスクで完全にウィルスを防ぐにはＮ９５のマスクが必要でした。この高機能マスク、実は国産のものが今までなかったのだそうです。今流通しているものは全て輸入品。

　と言う訳で、国立循環器病研究センターやダイキン工業などが感染拡大で不足している医療用高性能マスクの共同開発、生産に取り組むと発表しました。ちょっと遅いと言う気もしますけど、今頃になってこの動きが出たのではなく、以前から研究開発はしていたのだとか。つまり、それだけ作るのが難しいと言う事なのでしょうね。

　国内の医療機関で使われるＮ９５マスクは大半が中国などからの輸入物で、世界的に需給が逼迫（ひっぱく）してからは数が足りなくなっているのだそうです。そのため、本来は使い捨てのものを繰り返し使っている病院も多いのだとか。

　国産Ｎ９５マスクの登場で本来の使い方が出来るようになるといいですよね。そのためにも早めの登場が待たれるところです。