美木間と書いて「みこま」と申します。 ※第1回角川武蔵野文学賞最終選考対象作品に選出されました。 「ヤマ野辺の待ち人」https://kakuyomu.jp…
村焼き姫の由来の勇ましさ、その「焼き」から派生するお菓子という展開、どこか微笑ましいお姫様のキャラクターや綺麗な比喩で前半楽しんでいたのですが、本題に入った後半からの展開がなんとも寓話的で、良く出来…続きを読む
ファンタジックな題材や道具立て、巧みな展開はもちろんですが、特に驚かされたのはその語り口です。「作者」ではなく「語り部」として物語をかたっているような、名も知らぬ遠い国の昔話を翻案しているかのような…続きを読む
児童文学の豊かなベースをもち、唯一無二の世界観で魔法少女創作界を独走する「ピクルズジンジャー」さんの作品です。童話風の短いお話ですが、姫、魔女、焼く―焼かれる、菓子、魔法仕掛けの小鳥といったフレ…続きを読む
シンプルで奥が深い短編です。気軽にちょっと、というつもりで読み始めて、えらく感銘を受けました。「なぐさめ」と「あきらめ」に関する洞察、抑制の効いた文章、印象的なエピローグ……。誰もが「自分が…続きを読む
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