第387話
素敵なピアノだ。このピアノで練習が出来るなんて夢のようだ。
だが、桐山アキラが水を差した。
「旦那様からのご要望がある……」
え……❓ 何……
「おそらく旦那様は『カンパネラ』をリクエストしてくるだろう」
な…… リストの……
『ラ・カンパネラ』……❗❗❗❗
「旦那様の好きな曲だ」
うゥ…ン…… 私は苦手な曲だ。ショパンの『革命』や『英雄』と言った勇壮な曲の方が弾いていて
「あの時は、突然だったから仕方ないが、『革命』なんて、レイラお嬢様のキャラじゃない」
「ン……」そうかも知れないが……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます