第111話 属性(ラノベの話)

 当たり前が他人の当り前ではないことがある。

 私の居住(?)している場所は時代劇小説やエッセーなどだ。

 賑やかで華やかではないが落ち着いてしっくりできる場所だ。

 でも、時々、他の街も見たくって時々覗くのだが「???」なことが多い。


 まあ、アンチテンプレートの方々が指摘されているが『何でリスクしかないダメな主人公が美女にモテまくる?』などある。

 そこは筆を譲る。


 でもね、イマイチ理解できないのもある。

『属性』

 火・風・水・土(ほかにもあるだろうけどベースはこれ)の元素で武器がパワーアップしたり、合体技が出来たり……

 ……たぶん、大本の元ネタは中世の錬金術とか東洋の風水学からかもしれない。

 別に否定はしません。

 ただね、過度に「俺、炎属性だから最強」はどうだ?

 なんだ、お前はグランセイザーか?(はい、このネタわかる人いるかな?)


 なんだろうねぇ、属性ヒエラルキー?

 炎最強、風ライバル、水ヒロイン、土どーでもいいみたいな風潮……

 錬金術にしても風水学にしてもそんなこと一言も言ってないからな!

 第一、火傷するじゃん、炎。

 風ってよほどエネルギーの移動よ。

 水って地球にしかない物体だから、異世界にあるかどうかも不明よ。

 土は噴火するからね。


 やっぱ、元居たエリアにいよう。

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