おまけ

おわりに

「敗者の街 ―Requiem to the past―」お楽しみいただけたでしょうか?


「小説家になろう」の方では訳者……という設定の作者、淡月悠生と申します。

もちろんロデリックは架空の作家ですし、内容も架空の本です。地名もところどころ架空でそれっぽいもの作っていたりします(ちなみに、なろう版の方ではロデリックが書いた本という体裁なので、ロデリック視点のパートに少し違いがあります。また、序章は使える機能の都合もあってかなり違うことに……)

スピンオフ「愚者の哭き声」の方もなろうで連載中です。そちらもカクヨムの方に移すかどうかはこれから考えます。


何はともあれ、今、これを読んでいるあなたが読み応えやカタルシスを感じてくださっていれば物書き冥利につきます。


さて、それでは登場キャラクターのおさらいと、参考文献のコーナーです。必死に生きたキャラクター達と、参考になったもろもろ(あとは頑張った私)に敬意を示して紹介させていただきます。

年齢は2017年秋当時ということで。では!いざ!




・登場人物


ロバート・ハリス(28歳)

主人公。初期のプロットでは登場する予定もなかった。

同姓同名のエッセイストさんがいらっしゃいますが、ちょっとだけインスピレーションはもらっています。

ある意味では一番ヒロインみたいなことしてるけど、もしレヴィとベッド・インすることがあったなら抱く側になると思います。きっと。おそらく。……やっぱり抱かれる可能性もあるかな……。



ロデリック・アンダーソン(33歳)※2016年時点では32歳

第2の主人公。ある意味では本編一番の勝ち組。

エドガー・アラン・ポオ作、「アッシャー家の崩壊」からインスピレーションをもらっています。

幼い頃に隣に住むバブみたっぷりのかわいいお姉さんにたくさん面倒見てもらって初恋を奪われないわけがない。



アンドレア(ローランド)・ハリス(37歳)

本作のヒロイン(と言い張る)。人格分裂は痛みによる錯乱が主な原因なので、終盤には融合しています。彼女もある意味では勝ち組だけどそれまでの人生がえぐい。

実はギリギリまで性別をどうするか迷った節がある。

Sound Horizonのいろんな曲に影響を受けています。

作者の性癖の犠牲者その1。



レヴィ=エルダー・アダムズ(享年26歳)

ヒロイン(のはずだったんだけどなぁ)。初期設定では両性具有でなく男性でしたが、今の方がむしろ男らしい不思議。哲学者レヴィ・ストロースからインスピレーション受けてます。あと、単純にレヴィって名前が好きです。

作者の性癖の犠牲者その2。



カミーユ=クリスチャン・バルビエ(享年37歳)

なんか美味しいところをかっさらって行かれた気がします。

初期設定ではノエル寄りの性格だった。モチーフは印象派の画家カミーユ・ピサロ(の絵画イメージ)。 変態になったのは谷崎潤一郎の「刺青」の影響が大きそう。

Twitterで名前見かけて感想か!?とガタッとしたらガンダムだったことがめちゃくちゃある男。

作者が性癖をおかしな方向に歪ませられた。



ブライアン=ピエール・バルビエ(27歳)

書いてて一番心が痛かった。日本刀と美青年っていいよね……ってなったはずなのに日本刀作中でそんなに使わなかった罠。

余談だけど、ミドルネームの由来を聖パウロにしようとしてヨハネと逸話を間違えていたという作者のミスがありました(修正済み)。ヨハネ由来にジャックがいたのでペトロ由来の名前に……ごめんよ……。

作者の性癖の犠牲者その3。



レニー・ビアッツィ(享年12歳)

あの……合法ショタってもっとこう……ねぇ……?(中身がとてもおっさん)

レオと双子に生まれた時点でレニーという名前になるのは避けられない運命だった。



レオナルド・ビアッツィ(42歳)

作者は時々こいつをポケモ〇か何かに幻視する。

本作屈指の強キャラ。なかなかのクズだけどしぶとく生きのびました。

モチーフは特にないです。獅子って強そうっていうアホみたいな発想がインスピレーションでした。



コルネリス(キース)・ディートリッヒ(享年34歳)

主人公になるはずだったけど、こいつを主人公にしたらバッドエンドしか思い浮かばなかった。とはいえ前日譚も書きたい気持ちはあります。

RもAもつかないけどローランドはなんで頭文字書かなかったのかって言うとね、自分の中にいたから自分が誰かすらわからなくなってたからです。設定をややこしくした犯人(ややこしい設定好きだけど!)



アドルフ・グルーべ(38歳)

強面なのにヘタレって……いいよね……という発想からあんな性格になった。ハードボイルド刑事に見せかけてヘタレ社(?)畜です。

グリゴリーとは名前負けコンビ。

モチーフは手塚治虫の「アドルフに告ぐ」から来ていたりする。



グリゴリー・ベレゾフスキー(29歳)

初期設定ではもっと変態だったけど割とまともになった。

イメージCVが作った時から杉田智和で再生されて止まりません。

名前の由来はラスプーチン。身長のでかさと医者ってとこしか似てない。



城島庵(15歳)

スルースキルが高いとかそう言うレベルを超えている少女。

さすが本職(霊媒師)。

カミーユの「血筋」について言及していましたが、ある意味ドンピシャです。

浮世離れしたギャル(ちょっと精神年齢低め)ってイメージで書きました。最近の高校生のTwitterなんて参考にしてない(ごめんなさいしました)



尾崎伊織(享年14歳)

自殺しなかったら、友達になれていたのでしょうか。

彼女たち「イオリ」の話はまた、別の作品で書きたいと思います。



サーラ・セヴェリーニ(32歳)

本登場は遅いけどMVPだと思う。キースとのフラグをボキボキ折りつつ初恋の相手(レニー)を想う。

レニーはサーラにこれ以上自分を引きずって欲しくないって思いがあるけれど、そんなことができないくらい惚れてしまったのも事実。恋って理屈じゃないですよね。



ローザ・アンダーソン(本人の希望により年齢非公開)

未亡人感よりサディスト女王様の側面の方が目立つ。

亡くした夫のことは想っているけれど引きずってはいない。大切な思い出として胸に抱いている。それはそうとして部下とはSMプレイをする。

自立すること、強くあることは誰かを愛さないこととはまた違うのです。……部下を下僕呼ばわりしてなかったらもっとシリアス要員なんだけども……。



ロジャー・ハリス(享年22歳)

幼馴染に概念ロリ判定されていたりするし、死別した妻のサディズムを目覚めさせた本人でもある。作者の性癖の犠牲者その4。

偉そうだけどポンコツっていいよね!!!顔面が骨とか最高だよね!!!

物語の大半は妹に肉体(骨だけど)を使わせてる状態だったことになる。いいのかそれで。

モチーフはロデリックと同じくポオ。ロナルドとセットで「ウィリアム・ウィルソン」……の、つもりだった。



ロナルド・アンダーソン(享年40歳)

書く時にめちゃくちゃストレスになった時期もある。ただでさえややこしい兄弟関係なのに利用してさらにややこしくした犯人。

そもそも兄弟で名前をなんで似せたかって?大河ドラマ平清盛の影響です。後悔はちょっとしてるけど反省はしない。

作中ではそんなにしっかり書かれてないけどロリコン。実はロリ概念があれば野郎でもいい。ただ、ロジャーがロリ概念持ってるのはむしろムカつくらしい。いろいろ拗らせている……。



エリザベス・アダムズ(カウフマン)(享年49歳)

美魔女ですね。レヴィの妹設定にしようとした時もありました。どうしてこうなったんでしょうね……。私にもわからないんですよね……。

(あまり気づかれないけど)本作のオマージュ元である「藪の中」の真砂ポジション……のつもりでした。でも真砂はナタリーかもしれない……。



レオ・アダムズ(享年27歳)

思ったよりしんどかった人。でもWレオコンビは書いていて癒し。

いつかまた小ネタを書きたいです。他愛のないギャグだといいな……。



ノエル・フランセル(ジャック・オードリー)(享年27歳)

オネェキャラを書きたかった(などと証言しており)。

たぶん一番のサイコパス。カミーユのせいで性癖のインパクト霞んでるけど、教会に行くと勃〇が止まらないのでこいつもなかなか。

サンホラで同名のキャラが歌い出した時、心底こいつの存在を謝罪した。

筆名はキリスト(の像)に恋をしたから聖夜。オードリー・ヘプバーンが着そうな衣装をデザインしていそうだなとか思っています。



花野紗和(自称永遠の18歳)

君、別作品でめっちゃ喋ってるよね?まだ足りないの?

変わり者の小説家です。ちなみに『咲いた花、そして空の鳥へ捧ぐ物語』の方ではカミーユと立場が逆だったりします。



モナミくん(年齢が測定不能)

本作だと影薄いけど、別作品だとめちゃくちゃキーキャラです。

実は敗者の街メンバーの中では珍しい生まれつきの人外。作者、なぜか人外もっと多いと思ってた。



アンジェロ・セヴェリーニ(享年15歳)

ロナルドの悪事を暴こうとして(おそらく事故で)殺されてしまったという設定。

メル友になったロデリックには、まだ時々メールを送っている。





他にも登場しましたが、多くてややこしいのでこの辺りで。





・参考文献


聖書(主に旧約)

あらゆる翻訳サイトと各種辞典とフランス語やイタリア語講座などのホームページ

厚生労働省、文部科学省などの調査データPDF

ヨーロッパなど、海外文化の紹介サイト

ハートフォードシャー大学などのホームページ(とGoogle翻訳)

教科書(主にイギリスの鉄道民営化、湾岸戦争、アメリカ同時多発テロ事件など国際情勢に関することはかなりお世話になりました)

ニュース(主に国際情勢)

グローバル社会がテーマの論文やレポート

キタユメ。(おいコラ)

エスニックジョーク紹介サイト(言いそうなジョークとか調べたけど不謹慎ネタ多くて使いにくかった)

Wikipedia

大学の講義資料やノート

Google検索


などなど……




それでは、またの機会にお会いしましょう!

ちなみに2019年1月20日の文学フリマ京都では、1章ラストまで収録したA5サイズ版同人誌も出す予定です。

書籍化のお話もどしどし待っております。


淡月悠生でした。

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