第42話 鏡(かがみ)
なんて醜い顔だろう
鏡にうつる僕はいつも暗い顔をしている
人は見た目じゃ無いと言っても
結局見た目の第一印象で決まる
なんて哀しい顔だろう
鏡にうつる僕はいつも寂しい顔をしている
なぜ僕は笑顔が似合わないのだ
独りぼっちの僕は笑う事がない
鏡よ鏡
世界中で一番不幸な人間をうつしておくれ
その人間を世界中で一番幸せにしておくれ
僕は毎日、鏡に祈る
鏡よ鏡
うつし出された自分に祈る
この醜い顔が喜びにかわるまで
この哀しい顔が笑顔になるまで
鏡よ鏡
鏡よ鏡……
*~*~*
僕は毎日、歯を磨く時に鏡を見ます。
若い頃は毎日飛び込み営業をしていたので、鏡で笑顔を作る練習をしていました。素直な心を持てば、自然と素敵な笑顔になれます。
最近、鏡を見て思うのは、僕も歳をとったな、という事です。
あなたはどうですか?
鏡にうつされた自分に笑顔になれていますか?どうか素敵な笑顔を鏡にうつして下さい。
きっと幸せが訪れますよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます