1-18 お泊り会

 現在15:30分、フィリアが夕飯を16:30にするようメールで先に頼んでいたようだ……できる女だ。

 理由は逆算で18:00過ぎに例のレベルアップ痛が襲ってくるからだ。


「フィリア様、今晩3人俺の部屋に泊まってください」

「うーん……理由は分かるのじゃが、妾とナナはともかく、サクラはちょっとまずいのう。結婚前の娘を同じ部屋で寝泊まりさせるのはどうかのう?」


「そんな体裁どうでもいいですよ! ヤバいですよ、今回のレベルアップ!」


 18:10頃~

 フィリア:レベル 51→53

  サクラ:レベル 42→45

   ナナ:レベル 13→22

 リョウマ:レベル  8→20


「どうするんです? フィリア様の昨日のスキルだけで凌げそうですか?」

「なんじゃ、嘘じゃろ? オークとゴブリンでそんなに上がるはずなかろう? それに其方、昨日レベルが上がったんじゃろ? なんでレベル8からスタートなのじゃ? 15歳の年齢を考えたら最低でもレベル10はないとおかしかろ? いったいどういうことじゃ?」


「俺の元のレベルはこの際考えないでください。それより自分のステータス見てくださいよ、フィリア様も2レベルアップですよ。サクラも3レベルアップ、ナナは9レベルアップ、俺なんか12レベルアップです。現実をちゃんと見てください」


「其方ナナを殺す気か! 妾も痛いのはイヤじゃ! リョウマ、何とかいたせ!」

「フィリア様、俺に『妾が何とかするから、続行じゃ!』って言いましたよね?」


 あっ、目がウルウルしてる……可愛い。


「フィリア様は2レベル分か……どのくらい痛いのがくるかな? ナナは俺が守ってやるからな!」

「リョウマは意地悪じゃ! 痛いのは嫌なのじゃ! いつもナナだけ贔屓しおって、ズルいのじゃ!」


「冗談ですよ。サクラも俺の部屋でいいか? サクラが嫌なら無理にとは言わないけど、心配だから今日は目につくとこに居てほしい」


「はい、私も3レベルアップとかびっくりです。今晩はよろしくお願いします。私も痛いのはイヤじゃです。ふふふ」


「ナナもイヤじゃ! なのです。リョーマにお願いするのじゃ! です」

「お前たち妾をからかってからに……仕方ないのう。リョウマには良い案ががあるのじゃな?」


「オリジナルを今から考えますので、ちょっと夕飯まで一人にしてください」

「オリジナルがそうポンポンできるものか? 夕飯まで1時間もないではないか?」


「皆は自分のベッドを俺の部屋に入れて準備しておいてください。【亜空間倉庫】に入れて移動すれば楽に運べますよ。皆、血生臭いので先にお風呂も良いかもですね。時間が惜しいので、俺は今から静かな湖に行ってきます。ちょっと集中したいので」



【魔法創造】

 1、【痛覚半減】

 2、・スキルのレベル毎に痛みが半分にできる

   ・痛みのレベルが設定できる

   ・通常時はOFFでナビーの判断で適宣処理する

 3、イメージ

 4、【魔法創造】発動



【痛覚無効】

 ・完全に痛みを感じない ON・OFFできる



  念の為に今回は無効化でやり過ごそうという腹積もりだ。

  時間がまだ少しあるようだし、この際色々やっとくか。



 【倉庫内工房】を有効活用するのに、いじってみる。


【プランクリエイト】

 ・完成品のイメージから設計図を作成する

 ・イメージが足りない場合、実現不可能な場合は発動しない 

 ・インターネットや過去情報からナビーが分析、イメージに忠実な詳細な設計を行う



 とりあえず、錬金術での錬成が要るな。


【アルケミークリエイト】

 ・錬金術を使いいろいろな物を錬成できる

 ・素材が無い場合は錬成できない

 ・【プランクリエイト】での設計図を反映できる

 ・完成品はレベルに反映される



【ツールクリエイト】

 ・道具をつくりだす

 ・インターネットや過去情報からナビーが材料を分析

 ・分析結果をもとに倉庫内で錬金術で錬成する

 ・【プランクリエイト】での設計図を反映できる

 ・手作業でも作成は可能だが作成速度は格段に落ちる

 ・完成品はレベルに反映される



【メディスンクリエイト】

 ・各種薬を作りだす

 ・インターネットや過去情報からナビーが材料を分析

 ・分析結果をもとに倉庫内で薬を調合する

 ・手作業でも作業は可能だが作業速度は格段に落ちる

 ・【プランクリエイト】での設計図を反映できる

 ・完成品はレベルに反映される



【レザークリエイト】

 ・皮製品をつくりだす

 ・インターネットや過去情報からナビーが材料を分析

 ・分析結果をもとに倉庫内で皮製品を製造

 ・皮を鞣すことができる

 ・【プランクリエイト】での設計図を反映できる

 ・手作業でも作成は可能だが作成速度は格段に落ちる

 ・完成品はレベルに反映される



【メタルクリエイト】

 ・金属類を加工できる

 ・インターネットや過去情報からナビーが材料を分析

 ・分析結果をもとに倉庫内で錬金術で錬成したり、鍛冶スキルで金属加工する

 ・【プランクリエイト】での設計図を反映できる

 ・手作業でも作成は可能だが作成速度は格段に落ちる

 ・完成品はレベルに反映される



 あ! いいの思いついた!


【ハウスクリエイト】

 ・建造物をつくりだす

 ・インターネットや過去情報からナビーが材料を分析

 ・分析結果をもとに倉庫内で建築する

 ・【プランクリエイト】での設計図を反映できる

 ・完成品はレベルに反映される

 ・完成品は【ハウスリスト】に登録され召喚のように出し入れできる

 ・出し入れ時はそれっぽい魔方陣で建築物の範囲が分かるようにする

 ・魔方陣の色は赤ならエリア不足で不可、青なら可とする



『……ちょっとマスター! いくら何でも魔法で家とか有り得ないでしょう! それにそれっぽいってなんですか!?』

『ん? やっぱ流石にできないか?』


『……できますけど』

『できるんだ……』


『……はい』

『まぁ、できるなら宜しく。魔法陣なんて本当は要らないけど、無いと出し入れ時に場所が足りるかどうか判断に困るでしょ? インベントリから出すだけとか言ったら、重量無制限なのがバレるから、異空間から召喚ぽく見せかけるためにもいいでしょ?』


 なんだかナビーの視線が痛い……やり過ぎなのは自覚しています。


『ナビー、ちょい確認なんだがいいか?』

『……なんでしょう?』


『ちょっと面倒になってきたので、俺のイメージを読み取ってまとめて各種工房を創れないか? ほしいのは、鍛冶工房・硝子工房・武器工房・防具工房・調理工房・家具工房だ』


『……マスター! 丸投げじゃないですか!』

『そうなんだが、めんどくさくなってきたので……できるか?』


『……できますが、今日はもう止めた方がいいですね。それと武器と防具は直接マスターがお創りになってください。私が強力な存在なのはマスターの愛故ですので。武器・防具は命に係る大事なもの、マスターの強い意志が反映されますので、自分の子供と思って直接創ってあげてください。それと今日は精神的にかなり疲れてるようです。本来なら面倒になったとか言わないでしょう? この後、レベルアップ痛も控えています。すぐ必要でもないですし、次回にしませんか?』


『そうだな、ナビーの言う通りだ、今度にしよう。あ、明日使うのが一つあった。これで終えることにする』


 生産チートも嫌いじゃない……面倒くさいとかで、人任せにいつもならしない筈だ。むしろMMOでは楽しんでめちゃくちゃ時間をかけて武器作製とかやっていたほどだ。ナビーが言う通り、少し疲れているのだろう。



【調理工房】

 ・各種【倉庫内工房】内の技術系スキルを連携活用できる

 ・冷凍室・冷房室・熟成室・燻製室・発酵室・解体部屋を有する

 ・完成品の味は【一流調理人】【ぱてぃしえ】などの調理技術の熟練度が反映される



【一流料理人】

 ・【調理工房】で一流シェフが作ったような料理を自動調理する

 ・イメージした物をインターネットや過去情報からナビーが材料を分析

 ・直接でも料理可能

 ・味は熟練レベルに反映される




【ぱてぃしえ】

 ・【調理工房】でいろいろなお菓子を自動調理する

 ・イメージした物をインターネットや過去情報からナビーが材料を分析

 ・直接でも料理可能

 ・【一流料理人】と併用することで格段とおいしくなる

 ・特にお菓子作りに特化する

 ・味は熟練レベルに反映される



【魔法創造】

 【ツールクリエイト】

  ・200インチサイズの【クリスタルプレート】作製

  イメージ


『……マスター、それは出来ません!』 


 あれれ、ナビーが途中で割り込んできた……なんで?


『……【クリスタルプレート】は道具でなくて神器です。もちろんマスターが直接イメージしてお創りになるのでしたら可能ですが。倉庫内工房では不可能です』


『あ、あるじさまー! 私が創って差し上げます!』

『ベルル、また俺のこと見てたのか……』


『ひっ、ごめんなさいです!』

『まぁいい。最近は口出ししてこなかったからな。で、200インチ級の【クリスタルプレート】できるか? 【クリスタルプレート】上でサイズ調整できるようにしてくれ。それと大きくなって重いのもあれだから、重力制御も忘れないようにな。明日の朝までにできるか?』


『モニターのようなモノが欲しいのですね? できます! えへへー、頑張ります!』


 なんか凄い嬉しそうだな……ちょっと放置しすぎたか?


『はい! もっと構ってほしいです! あるじさまー』


 やっぱ、思考は筒抜けか……。


『じゃあ、ベルル頼むな? でもこの後【クリスタルプレート】使うから使えなくなるのは困るぞ?』

『大丈夫です。こっちで創って渡す時に差し替えるだけですので問題ないです』


『じゃあ任せるな』




 食堂で夕飯を済ませ、一応俺の部屋に3名泊まって激痛我慢大会をすると、冗談交じりに皆に伝えた。


 みんながイベント事のように羨ましそうにしていたので、明日の朝食後に今日の狩りの動画を披露すると言って何とか解放してもらえた。皆、刺激や娯楽に飢えているようだ。


 部屋に戻る前に入浴を済ませておく。




「さて、後40分ほどで痛みがくると思います。色々聞きたいこともあるでしょうが、まずはこれを乗り越えましょう。今からパーティー申請を飛ばします。そして皆さんの【クリスタルプレート】に直接関与します。許可にOKしてください。秘密はお互いに守るということでお願いします」


 サクラだけ同意に一瞬迷ったが、最終的に了承を得た。

 サクラ……なるほどね、突っ込みたいが我慢だ!

 サクラの顔を見たら、ぷいってされた。このくノ一め。まぁいい。


「今から私のオリジナルスキルを皆の【クリスタルプレート】にコピーしますので、確認してください」


 【スキルコピー】を使って、【痛覚無効】と【痛覚半減】をコピーした。


「どうですか? 2つ魔法が増えましたか?」

「リョウマ、なんなのだこのスキルは? 読めぬ! 其方は神聖語まで使えるのか? どうやって魔法を移したのだ?」


「1つ目が【痛覚無効】:つうかくむこう。2つ目が【痛覚半減】:つうかくはんげんと読みます。意味は大体わかりますね? 【痛覚無効】をONにできましたか? いいようですね? これで多分まったく痛みを感じなくなったと思います。フィリア様ちょっとこっちに」


 俺はフィリアのほっぺを軽くつねった。プニプニだ! やわらけー!


「どうですか? 痛くないでしょう?」

「わかっっちゃから、もううやめええるのじゃぁ!」


「【痛覚半減】のスキルはこのまま皆にプレゼントしますが【痛覚無効】は事が終えたら返してもらいますね。まったく痛みが無いのは人にとって危険過ぎますので。【痛覚半減】は痛みが半分になるのでレベルが上がればさらに半分、どのレベルにも設定可能ですが、普段はOFFかレベル1にしておいてください。あまり高レベルに設定してたら気が付かないうちに火傷や凍傷とかも有り得ますので注意です。今は皆レベル1ですが、これからくる痛みでレベルがいくつか上がるはずです。無効化してるので実質は痛くないのですけどね。なにか質問はありますか?」


「聞きたいことは沢山あるのじゃが、まず今日のあの魔法は何なのじゃ?」


「秘密です。と言いたいとこですが……このメンバーならいいでしょう。あれもオリジナルです。でもあれはフィリア様でも自己習得不可能です。三つのオリジナルの併用スキルなのですが。まず【並列思考】これが拾得不可能です。思考を同時にたくさんできるようにするものですが、言葉で説明できないですね。次に【多重詠唱】同時に沢山詠唱するためのスキルですが【並列思考】があって初めて可能なスキルです。後、【無詠唱】ができないと無理です。最後は【ホーミング】狙った所を追尾する補助が掛けられるものですね。探索魔法で得た情報を地図上で確認して首をウィンドカッターで落とすイメージで今日は放ったので、洞穴内なのに見えなくても正確に首が落とせたのです」


 フィリアに【並列思考】【多重詠唱】【ホーミング】のコピー申請を送ってあげた。


「リョウマ、いいのか? いや遠慮はせぬぞ!」


 即行、了承ボタンを押し、こっち見て言い放った。


「もう返さぬからな! これはもう妾のじゃぞ! 取り上げるのはナシじゃぞ!」


「返せとか言いませんよ。でも【無詠唱】は自己習得してくださいね。コツは教えてあげますから。これができるようになれば、回復魔法も同時に何人も掛けられるようになりますよ。範囲ヒールとかより単ヒールでの方が回復量も消費魔力も抑えられますので」


「リョーマ、ナナにも教えて!」

「ごめんな。ナナはまだこれはダメだ。今日見ただろ、凄い危険な魔法なんだ。フィリア様ぐらい経験があって知識もあるなら教えてあげるけど、ナナはどっちも足りてないだろ? サクラは条件としてはいいんだけど、もうすぐここの任期を終えるんだろ? ここを出たらどっかに嫁いで子供を産んで幸せになる人には必要ないものだ。正直人妻なんかにあげるの嫌だし……俺の嫁さんなって一緒に冒険者になって世界中を旅してくれるなら俺のスキル全部あげるけどね。あはは……まぁ冗談はともかく、ナナはもうちょっとここで経験積んで、ある程度の技術がいるな。俺はナナの師匠になったのだから、ちゃんと俺の教えどおりにできたら、いつか伝授してやるぞ。でもまずは、簡単な【エアコン】からだ。いいな一歩ずつだ」


「師匠! 了解しました!」

「あはは。ナナはほんといい子だな。よし頑張れ!」


 ナナ、マジ可愛いよな~素直だし、真面目だし……ホント良い子だ。


「フィリア様、それ熟練度でレベルが上がりますので頑張ってください。今はレベル1なので最大同時発動10個までです。レベルは10まであるので、最大で同時発動100発ですね。魔力が足りればの話ですが、最上級範囲魔法同時詠唱100発とか国が亡ぶレベルですよ」


「そんなの聞いたら、怖くなるのう。妾に伝授して良かったのか?」


「俺のこのコピースキルにはコピーできる上限回数があるんですよ。上級になるほどコピー可能数は少なくなります。このスキルは今のところ最大10人まで、ナナにあげるの考えたら実質あと8人ですね。俺が使徒であるのを考えたら、そうそう簡単にあげられませんので秘密でお願いします。皆、欲しがるでしょうが、もし今後敵が現れるとか仮定すると、このスキルは重要性が高いはずです。将来パーティーを組む者にあげるモノなので、サクラごめんな。代わりにこれをあげるから」 


 サクラとフィリアに【龍馬の祝福:神々の恩寵】を与えた。


「あのリョウマさん? これはなんでしょう」

「ちゃんとサクラがお祈りしたら、ちょっとだけ神様がずるしておまけしてくれる祝福だよ。この祝福は俺のMPを毎日使うからこれも皆には内緒ね。これも皆、欲しがるだろうけど、毎日俺のMPが加護を与えた人数分減るから余程の人にしか今後もあげないつもりなので」


「ひょっとして、ナナが最近急に上位の祝福を得たのは、このおかげなのかの?」

「ナナが元々適性が高かったていうのもありますが、概ねそうですね」


「「あ!」」


「どうやら始まったようじゃの?」

「サクラとナナが同時でしたね……あ! 俺もきたようです……【痛覚半減】が既に2レベル上がった! どんだけ痛いんだろ? ちょっと興味あるな……よし、半減レベル3にセットして、無効をOFF、んぎゃー!! ON! ムリムリムリ! あれはヤバい!」


「其方はバカなのか? 無茶するでないわ! 折角無効化できるならそれにこしたことはないじゃろ」

「うーん、サクラならいけるんじゃないか? 2レベル分だし半減3レベルにしてたらいけそうだよな?」


「私も痛いのはイヤじゃ! なのです」


「これ妾をからかうでない。ふふっ楽しいのう! 妾がここにきて200年経つが、リョウマがきてから毎日が楽しくて仕方がない! 困ったのう……其方が出ていくとまた寂しくなるのう」


 胸がキュッとなった……今の言葉はフィリアの本音だろう。

 200年神殿で軟禁状態なのだ。外の事は情報としてしか知らないだろう。


 何とかしてあげたい、本気でそう思った。


「妾にもきたようじゃ! 【痛覚半減】がさっそくレベル2になったぞ!」


 本来なら痛みで苦しむのだが、今回俺のチートで皆、楽しく過ごせた。第二波もなく一度で終えるようだ。

 ナビーが過去ログで調べてくれたのだが、レベルが上がってから12時間以内に再度レベルが上がった場合、同時間にまとめられるようだ。


 少し安心した。もし上がった時間で、何回もレベルアップ痛がくるなら、森でそうそうレベル上げとかできなくなるとこだった。ソロで野宿だった場合、この痛みに耐えてる時間は無防備になるのが普通だ。


 そこを襲われたら死に至る。ダンジョンなんかにもソロでは挑めないしね。


 21:30頃には皆安定したようだが、他の巫女はもう寝ている時間なので、今日はこのままここで寝るそうだ。

 ガタガタベッドなんか移動してたら迷惑だしね。



 サクラのことをちょっと意識しつつも、皆にエアコン魔法を掛けて眠りにつくのだった。 

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