第1383話 見られた!
カクヨムコンが始まって早3日ですか。皆さんいかがですか? カクヨムコン、楽しんでますか?
私はね、この祭りの雰囲気にあてられてね、なんていうかとんでもないエッセイの短編を出してしまいましたね。ええ。もうお読みくださってる方もいるかと思いますけど。
それがこちら。
『どこかで燃やしてしまいたい。』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650219400010
今日の18時3分で残りの3話を出して、完結します。宇部作品きっての問題作なのではないでしょうか。まぁ、ここであんまりあれこれ書いてもネタバレになっちゃうんでね? 気になる方は読んでいただいて。
いや、この話もですね、いつかどうにかこっちに書こうかなみたいに思ってはいたんですけど、やっぱりちょっと重さが違うというかね? 私という人間に幻滅されちゃうかもしれないので、この馬鹿みたいな方のエッセイとは切り離した方がいいかな、って。ずっとどこかで吐き出したいなとは思っていたんですよ。そんな私の我が儘に付き合ってくださってる皆様、ありがとうございます。
いや、ここ最近ね、もしかしたら何となくカクヨムバレしてんじゃないのかな、少なくとも、何かしらを書いていることはバレてるんじゃないのかな、とは思ってるんですよ。だって、いついかなる時もPCの前に座ってますしね? スマホぽちぽちしてますしね?
でもね、指摘されて、こちらが認めるまでは、私が本当に小説を書いているかどうかというのは、わからないんですよ。そういうことにしています。
そんなある日のことですよ。
スマホで小説を読んでいたんですよ。カクヨムのね。まぁ、その何だ、どなたの、とは明言しませんけれども、それはそれはもう甘々でね、じれじれもだもだのね(もうこれでピンと来た人もいるのでは)、そういうやつですよ。
お料理中でした。
料理中というか、温め直し中でした。
そんな隙間時間でも私はカクヨムしてんすよ。カクの時もあれば、ヨムの時もある。その時はヨムでした。だからね、逆に油断してたというかね。
私ね、自分が何かに熱中しているところを見られるのもまぁまぁ苦手なんですよ。練習してるところとかも絶対に見られたくないタイプ。本なんかも、真顔で読んでる時はまだ良いんですけど、ちょっとでもうるっとしたり、ニヤニヤしちゃうとか、そういうところは絶対に見られたくない。本に限らず、映像でもそうですね。自分の心が動かされているところを見られたくないというか。これはね、旦那でも駄目です。見られたくない。お笑いの番組を一緒に見て、一緒に爆笑するのは良いんですけど。一人で見て笑ってるところを見られるのは駄目。何なんでしょうね、よくわかりませんが。
とにかくそんな私なので、そんなニヤニヤしちゃうじれじれもだもだ作品はこっそり読みます。スマホを置く時も画面を消して、念には念をと画面を下にして置きます。
だったのに、その時は何か気が抜けてたんでしょうね。お鍋がぐつぐつなってちょっと焦ったのもあったかもしれません。画面を消すこともせず、しかも画面を上に向けて置いてしまったんですね。そこへたまたま旦那が。
私は見逃しませんでした。
彼がスマホの画面をチラ見したことを。
別にね、えっちなシーンではありませんでしたしね?
私のよりも確実に数万倍素敵なお話ですからね、全然読んでOKというか、普通にカクヨムで読めるやつですしね?
でもね、
やべっ、見られた!
って思って。
いや、何ていうのかな、これ、見ようによっては執筆画面に見えなくもないのでは? って思って。
普通ならそんなこと考えないと思うんですけど、「もしかしたらウチの妻は何かしらの文章を書いているかもしれない」みたいな先入観があったら、その画面ってそういう風に見えないかな? って思ったんですよ。
完全に考えすぎというか、疚しいこと(ではないんだけど)をしてるからそんな風に感じてしまうだけなんでしょうけども。いやね、後ろ暗いところがある人間って、すーぐそういう風に考えちゃうんだから。
でもまぁ、仮に旦那がそう考えたとしたらですよ、
「松清子、普段すげぇ下品な馬鹿なのに、随分甘々なやつ書くんだな」
ってなるんだろうな、って。もうそんなことまで考えてね。
何でしょう、こんなことならいっそ馬鹿みてぇなコメディ全振りの自作をうっかり読まれた方が普段との落差がなくて良かったんじゃないのかなって思ったりしましたね。
だからもし、いざ私が何らかの作品で書籍化するとかなっていよいよカミングアウトしたら、
「えっ、あの素敵な甘々のお話は? 何か全然違わない?」
みたいな感じになったりするのかな、とかね。
そんなことまで先走って考えましたね。
大丈夫、書籍化のオファーはまだ来ていません。
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