第1321話 何色がお好き?

 今日はね、またしても公式からイイネがついたぞ、って話なんですけども、今回もまたすごいですよ。


 私がこれまでに公式からイイネをいただいたのは、こないだ書きましたロート製薬さんの他に、三立製菓さんもあるんですよ。三立製菓、わかります? もしかしたら企業名ではピンとこないかもなんですけど、災害備蓄品といえばこれ! の『カンパン』ですとか、それから実は平家パイもあるらしいですよ、の『源氏パイ』(なんだこの紹介)、そして、可愛い上に美味しい『かにぱん』を作っている会社です。


 私ね、この『かにぱん』が大好きで。別にカニ自体は好きじゃないんですけど、モチーフとしては最高に可愛いじゃないですか。しかも、パサパサ好きにはたまらない、あのパサパサ食感! お口の中の水分持っていかれちゃう! そこが良い!


 というわけで、「お昼に食べます。美味しいよね」くらいのことをかにぱんの写真つきで呟いたらまんまとイイネがついたというわけです。ビビるって。『#かにぱん』とかつけてないから。なのに見つかっちゃう。そのサーチ力何。


 基本的に企業に対して、余程のことがない限り悪いことは呟かないようにしているので、全然見つけてもらっても構わないので良いんですけどね。ひたすらビビるだけで。


 それでですよ。

 こないだネットニュースか何かでですね、講談社の文庫本の背表紙の色って、どんなポイントで決められてるんだろうみたいなことを呟いた方にですね、講談社さんの公式から「あれは作家さんに好きな色を選んでもらっています」っていうお返事が来たっていうのを読みまして。


 こんなのね、カクヨムココに限らず、アマチュアで小説を書いてる人間からすれば、もう絶対想像するやつでしょ。


 自分だったら何色にするかな、って。


 私はですね、藤色か灰色が良いなぁって思うんですよ。


 理由はそれぞれ、藤色は夢枕獏先生の『陰陽師シリーズ』、灰色は京極夏彦先生の『京極堂シリーズ』が好きだから、っていう、まぁそれだけっちゃーそれだけなんですけど。


 だからね、私なら藤色か灰色が良いなぁって呟いたら講談社さんからイイネがついたと。こんな底辺アマチュア作家にね、そんな機会が訪れるか、って話ではあるんですけども。でもほら、後にね? なんやかんやの奇跡が起きてね? 講談社さんから本を出すってなったらですよ。


 実は私、数年前に『藤色か灰色が良いなぁ』って呟いたんですよー、なんてね、そんなことを絶対担当の人に言うと思うんですよ。そしたら「あっ、あの時イイネしたの僕です」みたいなね。作家の担当さんがTwitterの中の人までやってるのかは知りませんけど、そんなやり取りがあったらすごくないですか。


 もうね、どんどん想像を膨らませちゃいますけど、


「実はあのツイートがきっかけで宇部さんに目をつけてたんですよ」


 なんてね!

 そんなこと言われたらどうしますよ! いや落ち着け! 


 でもほら、いまってSNSも侮れないですから。そこでイラストを上げてた人がブレイクして――なんてこともあるみたいですし、もしかしたらもしかするかもしれないじゃないですか。こんなツイートしてるアマチュア作家はどんな話を書くのかな、ってね、そんな軽い気持ちでチェックして、私の光る何かに気付いたかもしれないじゃないですか。


 まぁ、だとしても、作風的に藤色とか灰色ではないよな、って思いますけど。

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