第1174話 子ども達色々

 今回はですね、さすがにこれだけで1話は厳しいかな? という子ども達に関する小ネタを二つほど紹介させていただこうかなと思っております。


【例のNEWパンツの反応】


 絹婚式のお祝いにシルク製品を買うぞーって張り切ったはいいものの、なんやかんやあってただただ柄がインパクトあるってだけの普通のパンツを買ったわけなんですけど、そのパンツを履いた時の子ども達の反応がこちら。


・豹柄パンツ

息子「ウワァー! これ何? 何の動物?! 豹? ウヒョー!(多分シャレ)」

娘「これ何? トラ? あっ、ちがう。わたし知ってる。えーっと……(たぶんよく知らない)」

・いちご柄パンツ

息子「(特に反応なし)」

娘「(パパの尻付近でリアルないちごを食べるジェスチャー)」


 これはですね、私が先に風呂に入る関係で、実際には見ていないんですよ。私が頭やら身体やらを洗っている間に彼らが脱衣しているので、後から旦那に聞いたやつですね。娘よ……確かにめちゃくちゃリアルないちご(写真をプリントしてる感じ)だけれども、パンツだからな? 父親のパンツだからさ、それ。しかも一日履いたパンツだからな?! フリとはいえ、もぐもぐするの止めれ! のちの黒歴史確定だぞ!?



【つい口から出た漫画みたいな台詞】


 これはですね、ある朝の話なんですよ。

 これはね、お子さんのいる方なんかは割とわかってくださるやつなんじゃないかと思うんですけど、朝って本当に忙しないんですよ。子ども達の通う小学校の登校時間が7:40~8:00(朝の活動がある)とかそんな感じ且つ、旦那の職場が実家なので、7:00には旦那と子ども達は実家(つまりばあちゃん家)に行かなくてはならないのです。そこから子ども達はてくてく歩いて登校。途中まで旦那もついて行きます。


 そんで、子ども達はめちゃくちゃ早起きでですね、朝の5時には既に起きて遊んでるんですけど、問題は親ですよ。私が5:45とかに起きて朝ご飯を作り、6:00には食べ始めて――って考えるとですね、まぁ当然子ども達はお化粧もないわけですし、全然楽勝な感じするじゃないですか。


 娘がね!

 食うのっせぇ!

 兄は6:30とかに食べ終わって、何ならデザートまで食べて、6:40には身仕度済ませてるんですけど、まーだ終わらないんですよ。6:45には食べ終わらないと、お着替えやら髪を結ぶのやらがあるので7:00に間に合わないってのに、まーだ終わらない。


 というわけで、6:45からのバタバタぶりが半端ないわけです。

 その日も何とか送り出して、はいいってらっしゃい! ってドア閉めて、さて、ここから出勤まで私の時間だな、って、ふぅ~、なんてね、安堵の息を吐きつつリビングに戻ったらですね。


 リビングのテーブルの上に息子の筆箱。


「――ッあンの馬鹿!」


 何かね、大怪我をしてるのに無理をして仲間を助けに行ってしまった親友に向かって吐くような台詞が飛び出しちゃって。あれね、看病してるうちにこっちも寝ちゃって、それで目を覚ましたら書き置きがあってね、「ごめん、やっぱりあいつを助けに行く」みたいなね。私はね、それを握りしめて言うわけですよ。


「――ッあンの馬鹿!」


 って。

 もうそんなシーンが浮かんでね。

 書き置きを握り締める代わりに筆箱を引っ掴んでね。大丈夫、また発車してないはず(何せこの間数秒)、って外に飛び出してね。


「息子ぉ! 筆箱忘れてる!!」


 って叫びましたよね。

 息子よりも旦那がびっくりしてましたね。何で? って。そんなのこっちが知りたいっつーの。

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