第1148話 ヨガの可能性
何の話の流れだったのかは忘れたんですけど、旦那としゃべっててですね、ストⅡの話になったんですよ。わかります? STREET FIGHTERS Ⅱ。スーパーファミコンのね、ソフトの。まぁアーケードの方でも良いんですけど。
私、ゲームは超がつくほど下手くそなんですけど、まぁやるのも見るのもそんなに嫌いではないんですよ。
スーファミどまりではありますけど、マリオは大好きですし(ただしマリオカートは死ぬほど下手くそ。最近息子とWiiのやつやって普通に負けた)、ドラクエもⅤまでやりましたし、モンハンだってね、PSPのやつですけど、やりましたから。ただね、そんなにハマらなかったですね。いまも家にPS4ありますけど、特にやりたいなー、って思うこともないですし。でもたまーにモンハンはしたくなりますね、旦那と狩りに行くんですよ。ただほら、途中からDSになったじゃないですか。私、PSPじゃないと操作出来ないんですよねぇ(笑)
ゲームとはそんな距離感だったわけですが、私もね、中学生くらいかな、小学生だったかもしれませんが、ストⅡをね、持ってたんですよ。キャラは
それでですよ。
その、旦那との話に戻るんですけど。
ストⅡのキャラの話になったんですよね。
ダルシムですよ。
わかります?
インド代表のキャラでして、ヨガをめっちゃ極めたおじさんなんですけど、火を吐いたり、手足を伸ばしたり、身体全体をドリルみたいに回転させて飛んで来たりするんですよ。
それでね。
ダルシムを考えた人は、ヨガを何だと思ってんのかな、って。
だってね、その火を吐くやつ、『ヨガ・ファイヤー』と『ヨガ・フレイム』なんですよ。頭に『ヨガ』ついちゃってんですよ。もうこれはヨガと無関係とはいえないわけです。
後から調べたら、『厳しい修行と信仰心によって火神アグニの力を借りた炎を操るほか、両肘や両膝の関節を自由に外して手足を伸ばすことが可能(※Wikipediaより引用)』らしいんですけど、いやどう見たって関節を外して云々レベルの長さではないと思うけど?!
企画会議で揉めなかったのかな、ってそんなことを話してね。
「ヨガ極めたら火くらい吐きますって!」
「ヨガ極めたら手足も自在に伸びるっしょ!」
こんなのもう深夜テンションじゃないですか。ヨガ万能すぎるだろ。私の知ってるヨガって、猫のポーズとかそんなやつなんですけど。
そんでまぁそのダルシムがですよ、火は吐くわ手足は伸びるわではあるんですが、とにかく動きが鈍くてですね、私は使いづらいって話になって。それで、同じ動きが鈍い枠のエドモンド本田(日本代表の力士)を引き合いに出したわけですよ。
宇部「そう考えたらアレだよね、エドモンド本田(日本代表の力士)なんかはさ、まだ現実味があるキャラだよね。飛び道具(波動拳的な)のもないし。張り手とか、ぎゅってするやつとかだもんね?」
そしたらね、
旦那「いや、あいつロケットみたいに飛んで来るじゃん。力士が空を飛ぶってかなり非現実的だと思うよ」
宇部「そうだったわ。もうあれだ。ストⅡはもう何もかもファンタジーだな。何も信じらんねぇわ」
旦那「大丈夫だ、まだM・バイソン(アメリカ代表のボクサー)がいる! あいつはマジでちょっとパンチが素早いってだけだから!」
宇部「お、おお、あいつがいたか……良かった……」
まぁ、ゲームなんだから全然ファンタジーで良いんですけどね。昔は全然気にならなかったのに。何でしょうね、これが大人になったってやつなのかな、って(たぶん違う)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます