第1136話 『真夜中』
KAC10個目のお題は『真夜中』でしたね。
これもね、ええ、まぁ、良いお題なんじゃないでしょうか? なんて上から目線で書きましたけれども。ただあれね。良いお題=良いのが書けるってわけじゃないから。そこだけは声を大にして言っとくから。
ちなみに皆さん、真夜中に起きることってあります?
私ね、あんまりない。
一度寝たら起きない、とまではいきませんけども、そう頻繁には起きません。余程のことがない限り。例の『尻バリウム前夜祭(第1031話 そこだけは申し分ない)』はね、内なる衝動によって起きましたけど。身体の内側からね、ノックの音がしたというかね、ちょっとお外に出たいんだけどって。
そんで、一度寝たら起きないといえばウチの子達です。二人共ね、ミルクをバブバブ飲んでた赤子の頃以外は、まーったく夜泣きをしない子でして。卒乳さえしてしまえば、ガチのマジで朝まで起きない子達でした。まぁ、その分早朝に起きるんですけど。こないだなんてね、午前3時に起きてきましたから。それは早朝でもねぇからな? 真夜中っつぅんだよ! もっかい寝ろ!
それでですよ。
まぁとにかく起きないんですよ。
それでも一応トイレに行きたい時は起きてるみたいなんですけど。じゃあ起きてるんじゃねぇかよって思われたかもしれませんけど。とにかく、ちょっとやそっとでは起きないのです。といっても、ちょっとやそっと以上のことってそうそうないじゃないですか。寝る子は育つとも言いますし(おかしいな、成長ホルモンがギュンギュンに分泌されてる時間にちゃんと寝てるはずなのに、息子はクラスでも小さい方だぞ?)。
ただね、こないだの地震ですよ。また東北の方でかなり大きな地震があったじゃないですか。まぁ、秋田県は震度5くらいだったので全然大丈夫だったんですけど。って、東日本大震災を経験してから、震度5が「全然大丈夫」になってるのちょっと怖いですよね。これくらいなら――って油断してる感じが怖い。
それは置いといてですね。
まぁ、その地震があった時、私は二階の寝室でウトウトしてまして、旦那は一階でゲームしてたんですよ。で、寝る前にトイレ行っとこ、ってもそもそトイレに行ったらですね、なんか視界がふわふわする感じで。あらやだ、眩暈? なんて思ったその数分後に大きな揺れですよ。もう一気に目が覚めましてね、子ども達の部屋にすっ飛んだわけです。さすがにこの揺れは起きるだろう、って。起きた時に親がいなかったら絶対パニックになるし、焦って階段を下りたりしたら危ない! って思ったわけです。
が。
ぜーんぜん起きねぇの。
特に息子。
娘はね、むにゃむにゃしながら起きました。
でも全然むにゃむにゃでですね。パニックになって泣き叫ぶよりは良かったのかもなんですけど。手を握って、背中を擦って、「ママがいるから大丈夫だよ(ママはぶっちゃけ大丈夫じゃないけど)」って声をかけたらなんかちょっと面倒くさそうに「それは知ってる」って返されましたから。知ってたんだ。すごいね。
そんで、結構揺れも長かったんですけどね、息子はもうガチのマジで起きませんでしたね。起きたはずの娘にしても、翌朝、昨日の地震覚えてる? って聞いたら全く覚えてませんでしたし。
これがまぁ宇部家の夜のエピソードなんですけど、よく考えたらこれ全然真夜中でもありませんでしたわ。
というわけで、KACの『真夜中』短編はこちらです。
トナリとムカイと×××
https://kakuyomu.jp/works/16816927861608388534
もう困ったらこいつら出しとけみたいなところある。
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