第1105話 スティックコーヒー再び

 常日頃思うことなんですけど、皆さん、あれですか。コーヒーとか紅茶とか飲む時って、コーヒーカップやティーカップ使う感じなんでしょうか。ちなみにここでいう『コーヒー(ティー)カップ』とは、ソーサー(お皿)付きのやつを指します。


 前にも似たような話を書いたんですけど、っていうか、そりゃあ1000話超も書いてりゃ似たような話も書きますわな!(謎の逆ギレ)


 前に書いたのはスティックタイプのコーヒーがですよ、マグカップだと量が足りない、みたいな話だったんですけど、かといってツースティックは多いな、っていうね。


 最近はマグカップ用(?)のたっぷりサイズも出てはいるんですけど、私の場合、それでも足りないんですよ。


 違います、ジョッキで飲んでるわけではありません。何か一時、保温タンブラーが流行ったじゃないですか。ステンレスで、魔法瓶みたいな構造になってて、温かいものは冷めにくいし、冷たいものも温くなりにくい、みたいな。


 私はアツアツとかヒエヒエを狙ったわけじゃなくて、周りに水滴がつかないのがいいなぁっていうので愛用しているんですが、それがまぁ、計ってみたらですね、280mlとか余裕で。たぶん300mlもイケる。


 つまり、まったく足りないわけです。マグカップがなんぼのもんじゃい。


 ただ、そもそもアツアツが飲めないので、スティックのカフェオレだろうとなんだろうと牛乳を足すものですから、それでまぁ280mlくらいになる、っていう。


 けれどもですよ。

 世の中に多く出回っているスティックタイプのコーヒーなんかは、やっぱり量がコーヒーカップのやつなんですよ。まだまだマグカップのはマイノリティなんですよ。


 ということは、メーカー側としてはですよ、世の中の人は、この手のコーヒーを飲む際にはコーヒーカップを使用するだろう、って考えなのかなって。


 私のイメージというか、私の実家の場合、コーヒーカップはあくまでもお客様にお出しするものでして、家族は何かもう「それどこで買ったの?」って感じのマグカップなんですよ。夫婦でもペアマグとかじゃなくて。北海道のお土産臭がプンプンするキタキツネの絵がプリントされてるやつとか。誰の土産だ。ここも北海道だぞ。


 そんで、旦那の実家でもですね、もう嫁いで12年も経ちますと、ちょっとお茶でも飲んでって〜、って際にコーヒーカップは出てこないんですよ。やっぱりマグカップなんですよ。


 そうなるとですね、少なくとも私の実家や旦那の実家では、お客様、しかもガチめのお客様にしかコーヒーカップを使わないわけです。


 そんなガチめのお客様にスティックコーヒー出す……? せめてドリップしたやつなのでは……?


 それとも何、このスティックコーヒーを飲む際には、コーヒーカップを出して優雅な気持ちになってくださいね、ってこと? そういうコンセプトなのかしら!? 確かにCMではきれいな女優さんが優雅に飲んでらっしゃるものね!? 私みたいに隙間時間にガブガブ飲む感じじゃないもんな!?


 などと多少喧嘩腰になりましたけども、いや、私としてはですよ。優雅な気持ちにも浸りたいですし、じっくり味わって飲みたい気持ちもあるんですけども、スティックコーヒーにそこまでは求めてないんだよなぁって。もうほんとにマグカップどころかジョッキサイズくらいのやつを出してもらってですよ、それをどーんと淹れてですね、そいつをお供に執筆したいわけですよ。


 なんてことを考えたら、結局の所インスタントコーヒーが最強なんだよな、って。あいつ、こっちの望む量で作り放題だから。 

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