第1031話 そこだけは申し分ない
さて、前話から『せつないご飯』を食べ続けている私です。
これがですね、とりあえず量だけは申し分ないのです。
朝ご飯の白がゆに然り――、
夜ご飯のスープに然り。
私の中でスープと言えばですよ。
まぁ、ク〇ールのカップスープなんですよ。あれが基準といいますか。
だからそうねぇ、だいたい180㎖といったところでしょうか。
どうでしょう、何かこう、コースメニューのスープにしても、まぁまぁそれくらいじゃないです? 平たいお皿に入れられてね。
それがあなた、260㎖も注げっていうんですよ。お湯を。
レトルトかな? って思ってたんですけど、全然粉末スープで。粉末スープにあるまじき量あって。
計量カップに260㎖入れてね、まじまじと見つめるとですよ。
「これ確実にカップに入る量じゃねぇな」
って。
丼出したもんよ。
何この丼いっぱいのスープ。
さすがにもうこの時間になると固形物がほぼほぼ摂れないんですよ。噛めるのは数粒のクルトンだけよ。
ただね、冒頭にも、タイトルにもある通り、量だけは申し分ないのでね。もうちゃっぷちゃぷよ。汁物飲みすぎて腹ちゃぷちゃぷって話書いたな、何ならいま連載してるわって思いながらね、飲みましたとも。まさか我が身にもふりかかると思いませんでしたわ。予言?
その後はね、夜の8時と9時に下剤を飲むんですよ。8時の方は水剤で、コップいっぱいの水に溶かして飲んで、9時の方は錠剤で、こちらもコップいっぱいの水で飲む。
だから。
腹ちゃぷちゃぷなんだが?
腹の中がひょっこりひょうたん島だわ。
そんでですよ。
そんなせつないメニューをこなしたらですね、もう頭の中は何とか明日乗り切って、美味しいものを食べるぞってことでいっぱいなんですよ。さっさと寝りゃ良いんですけど、なかなか寝られませんしね。
だからね、飯の要素が一切なさそうな映画を見よう(カクヨムしたかったけど旦那がいたので無理)、こんな時のためのAmaz○n primeだろ!?(そんな時のためのAmaz○n primeではない)
で、かねてから何か気になってた『MEG ザ モンスター』を見たんですよ。何がどう気になってたかはまた後日書きます。貴重なネタなんでね、へへっ。
それでまぁ見終わってから寝たわけなんですが、ここからが地獄なんですよ。もうわかりますよね。
深夜1時なんですよ。
草木も眠る丑三つ時というのは2時くらいらしいので、まだまだ草木は起きてる時間、私も起きちゃったんですよ。
めっちゃトイレ行きたい。
便意じゃないんですよ。
尿意なんですよ。
そりゃそうでしょ、あんだけ飲んでるんだから。これ5歳の頃の私なら容赦なくお布団でやっちゃうやつだからね。だから寝る前にトイレ行きなさいって言ったでしょ! って言われてもですよ。寝る直前に飲んだやつは出ねぇからな? 生憎、人体ってそんな単純な仕組みになってねぇんだわ。
でもね、わからないじゃないですか。
この尿意がいきなり便意に転じることも可能性としてはあるかもしれないじゃないですか。そんな危険を孕んでいるんですよ、この腹は(高度な親父ギャグ)。
だからスマホを持って籠城ですよ。何かあったらこれでSOSなんですよ。
けれど、ガチで尿意のみで。
何だよ、いっそいま出し切ってしまいたかったのに。などと少々残念に思いつつ、トイレを出、再び眠りについたわけです。
が。
今度こそ丑三つ時なんですよ。
やはりそういうのは草木も旦那もがっつり眠った頃に訪れるんですよ。
いざゆかん、
そんな気持ちでね、籠もったわけなんですけど。
もうね、負けは見えてるから。
何せもうこっちは切ないご飯しか食べてないんですから。力が出ないのよ。こんなのアンパンマンなら顔全濡れのやつですから。
スマホを握り締めてね、この地獄は一体いつ終わるんだ、ってね。寒いし。
一生懸命気を紛らわせようと思ってね、推しから力を得ようと思って某お絵描きサイトとか見たりしてね。そしたらもうがっつりBのLなやつとか飛び込んできてね。
あー、成る程、BのLの相手って、毎回こんな感じで全部出し切ってからコトに及ぶんだろうな、とかとんでもないこと考えてましたね。
その辺はあえて黙っとくのがマナーだと思うんですけど、たぶん私ががっつりと絡みのあるBのLを書くとしたらその辺をむしろ逃さないでしょうね。そんで全然メインの絡みに入らなくて、読者様がイライラするんですよ。
あとほら、その、アレね。
その、いざコトに及んでもね、中の方にアレしちゃったら、それはそれで腹を下すらしい、ってことも私は知ってるんですよ。ほんの数ヶ月前はBもLも何が何やらだったくせに、いざそっちもOKとなると一気にその辺の知識を吸収し出すんですよ。宇部さんって勤勉なんだ。
こんな思いまでしてBのLの人達は頑張ってるんだな、って。
そんなことを考えながら戦ってました。
今回これ何の話なのよ。
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