第835話 キャラを見つめ直す時

※予約時間ミスりました!!


 Twitterにですね、まぁお遊びなんですけども、こう、色々な診断が出来るやつがあるんですね。ランダムに結果が出るやつもあれば、いくつか簡単な質問に答えるタイプのもあります。

 今日はその、質問に答えて結果が出る方のお話です。


 あなたを微生物で例えると? とか、

 あなたを忍たま乱太郎のキャラで例えると? みたいな。


 ちなみに私は微生物だとボルボックスで、忍たまキャラだと山田利吉さん(山田先生のご子息、イケメンのフリー忍者。秘境生まれのため、都会に憧れている)でした。忍たまの方は推しが出るまで頑張ろうと思いましたが、自分に嘘をつくことが出来ず、断念しました。


 それがですね、まぁまぁあながち間違ってもいないよなー、みたいな結果が出てくるのと、そういうのをツイートすると、私はこれだったよー、みたいなので絡んでくださる方もいるので、私のTwitterの8割くらいはその診断結果ツイートだったりします。残り2割は手芸関連と自作の宣伝ですね。鍵垢なのに。


 それでですよ。

 こないだヒロイン診断みたいなのをやったらですね、私、『クール美女』だったんですよ。そんな結果が黒髪ロングの美女イラストと共に出てきまして。


 ほうほう、確かに美女の部分はさておくとしても、不器用で人付き合いが苦手というのは合ってる合ってる。黒髪(白髪染め済)ロングだしな。


 なんてしばらくそのツイート上でクール美女キャラで頑張ってたんですが――、


 私の考えるクール美女って、とにかく「ふふっ」って笑いながら髪をファサファサしてるだけなんですけど。


 ちょっと待って。

 このままだと私、自作にクール美女出せねぇよ。

 出したとしてもこれじゃモブだよ。とてもじゃないけどミステリアスにふふって笑うだけの髪ファサーじゃストーリーどうにもならんのよって。


 どうりでいままでの作品思い返してみてもクール美女が少ないはずですよ(さすがにぽつぽつといた)。主人公の姉ポジとか、故人のパターンですもん。そりゃ脇役や故人にもしますよ、だってわかんねぇんだもん!


 確かにね。

 確かに宇部さんは黒髪ロングなんですよ。例えその髪質がバリカタハリガネレベルであっても、黒くて長けりゃそりゃあ黒髪ロングなんですよ(何言ってんの)。

 

 でもね。

 だけどね皆さん。

 世の中の黒髪ロング皆が皆そんなキャラじゃないんですよ! 


 私が黒髪ロングの女を出すったら、それはもう、これのモデル、アナタでしょ? みたいなコミュ障根暗女(だけど脳内では様々な神々によるラグナロク的なやつが始まってる)ですよ。そんでその黒髪ももっさもさのやつだから、ファサファサ出来る自信もないですしね?


 それでもね、まだほら、小説ですから。その辺は書き方次第でどうにでもなりそうじゃないですか。本当はモサモサヘアーでも、しゃららんとかサラサラとかそんな擬音語入れときゃ良いし、とにかく要所要所で「クール美女の〇〇さんが〜」って書いときゃ良い(お前いますぐ筆を折れ)じゃないですか。


 でもね。

 これだけはどうにもならねぇのが言動なんですよ。


 いくら外見的特徴を並べても、周りの人間をざわつかせても、彼女自身が「ふふっ」で笑うだけのファサファサ女ではアカンのですよ。


 だからまぁ、結局、きっとこの先クール美女を出すとしても、『そんな生徒会長がいる』とか『昔の好きだった女性がそんな感じ』みたいな感じになるんだろうな、って。


 ちょっとクール美女ってどうしたら書けるのかしら。参考文献どれかしら。まどマギのあの黒髪の子(名前も知らねぇ)観察すれば良いのかしら。


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