第819話 ※お詫び

 今回はね、もう全体的にごめんなさいって話なんですけど。色んな意味で。もうほんと宇部さん気持ち悪くてごめんなさいねとか、今回の話に出てくる小説を読んでない方置いてけぼりでごめんなさいねとか。これを機に興味持ったら読んでくださいねとか(ちゃっかり)、そういうのも含めて。


 いや、一番のごめんなさいねはカクが忙しくなってきて全然読めてない、ってやつなんですよ。忙しいのはカクだけではなくて、五月自体が何か忙しいんですけど。


 ほら、GWあったじゃないですか。

 家族に――というか旦那に内緒で執筆している身としてはですね、連休というのはなかなか厄介でして。私は土日が仕事で平日にお休みがあるタイプなものですから、皆が学校(保育園)やら仕事やらでいない時を見計らってカクヨムしてたわけですよ。


 それがね、出来ないわけです。


 ちまちまスマホで頑張ってたんですけど、お出掛けしたりもするので、それも(Wi-Fi環境的に)厳しかったり。


 で、連休が明けてよっしゃ読むぞー! って思ったら、やれ運動会だ、娘が熱を出した(こんな時に勘弁してくれ)、なんで今日こんなに店混むの!? で。


 あわあわしてバタバタ過ごしていたらですよ。桃太郎の連載も終わって、過去作を改稿したやつの連載とこのエッセイくらいしかないものですから、正直なかなか『カク』モードになっていなかったところにですね、妄想の神が降りてきたわけですね。


 妄想の神というのは、なんかあれですね、急にふらりと現れては「こんなシーン、萌えるよね」みたいなことを無責任に投下してくる厄介な存在です。


 その神がですよ。そっと私に耳打ちするわけ。


神「桃太郎の犬にさ、別の女現れたら面白くない?」


神「太郎ちゃんにヤキモチ焼かせちゃおうぜ?」


 ってね。

 ええ、いや、私もね? 何言ってんのお前、って思いましたよ。神様に対して。まぁ、神様ったって所詮私が創り出したやつですから。


 あの太郎がヤキモチなんか焼くわけねぇじゃん? ってね。こっちは作者、つまり創造神だぞ、と。


 妄想神と創造神のぶつかり合いですよ。結局ただの宇部の脳内会議ってだけなんですけど。

 

 だけど往々にして、この神VS神の戦いから色々生まれたりするじゃないですか。神話とか、星座とか。そんな壮大な例を出す必要はなかったんですけど、とにかくまぁ、生まれたりするんですよ。神話とか、星座とか、それから


 続編のネタとかがな!


 というわけで、変なスイッチが入っちゃって、桃太郎の続編を書いているわけです。まぁぶっちゃけ私の場合、これ自体はなんら珍しいことでもないわけで、長編が一つ完結しますと、まだまだその世界に浸っていたくて、ついつい続編を書き始めちゃうんですが、だいたい途中で力尽きるんですよね。まぁ、映画でも何でも1を超えられない、っていうのはままありますし、あと、だいたい続編って、コンテスト系に出せないというか。だってねぇ、いきなり第2章をぶっ込まれても審査する人困惑しますって。予備知識0は厳しいですよ。


 そういうモチベーションの関係もあってなかなか完結に至らなかったりするんですけど、とりあえずいまのところは妄想神が良い感じに萌えの燃料を投下してくれているので、頑張って書けている状況です。


 コンテストに出さないということは、10万字に届かなかろうが、20万字になろうがもう関係ないってことですからね。何なら第1章と合体させて次のカクヨムコンに出したって良いわけですし、これはこれで独立した続編ということにしつつも、しれっと来年あたりに他サイトのコンテスト(確かなろうコンも字数制限なかったはず)にぶっ込んでも良いわけですから。


 というわけで、たまにはリンク貼ります。


桃嫌いの桃太郎と癖の強い三人の仲間

https://kakuyomu.jp/works/16816452218407521775


 これの続編、頑張って書いてます。

 とりあえず、もう鬼退治の話ではなくなってますんで、ちょこちょこした事件でワーワーさせる感じの予定なのと、たぶんBL度数が前回よりも上がっています。


 という、いつ完成するかもわからない続編の告知回でございました。

 いまのところ約3万字で、白狼丸が飛助にめちゃくちゃ怒られています。

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