第692話 計画だけで盛り上がるやつ

 これが投稿される頃はどうなってるかわかりませんけども、ここ数日ですね、Bの方の調子が良くて。そうなると、


「おっ、宇部さん、とうとうヨーグルトの効果が出たのね?」とか

「やっぱりプルーン、効いたでしょ?」とか

「それともあれじゃない? 毎日お野菜食べてるから」とか

「もしかしたらいまごろになって軽い運動(エアロバイク)が効いてきたのかも!」とか


 ここまで私のエッセイを読んでくださった方々は思うんじゃないのかなって。どうですか? あなたはどれだと思いました?


 ところがですよ。


 まぁ、ヨーグルトは続けてますし、野菜は毎日何かしら食べてますし、自転車も漕ぎ漕ぎしてるんですけど、プルーンについてはストックがなくなってしまって、そろそろ買いに行かないとなーって状態なんですよ。少なくとも、その時は食べていなかったのです。


 いや、なんていうかですね、もしかしたらヨーグルトかもしれませんし、野菜かもしれませんし、軽い運動が効いたのかもしれないんですけど、それにしたってこんなにいきなり?! みたいな感じなんですよね。お前さんざん私を苦しめてきたじゃねぇか、って。何かしらのあやかしを封じ込めた石みたいな感じで居座ってたじゃねぇかって。誰なんだよお札剥がしてくれたの! マジサンキューな!


 毎度毎度のことながら、何が効いたのか、何がとどめを刺したのか、もう全くわからないわけですよ。きっと体内の方では何かしらが作用してくれたんだと思うんですけど、特に変わったことをした記憶もないものですから、それを次に活かせないんですよね。


 このBの話に限らずですね、ちょっと前まで背中の突っ張り感にすごく悩まされていた時期があってですね、それも、調子が良い日と、もう何してても辛い日みたいなのがあるもんですから、そうなると、なぜ今日は調子が良いのか、なぜ今日は悪いのか、っていうその原因を知りたいじゃないですか。特別重いものを持ったとか、気温がどうだとか、そういうのがあるかもしれないじゃないですか。だからその度に、もっと一日のことを細かく書き記しておけば良かったな、って思うわけですよ。


 気温までは書かなくても、天気とか、その日食べたものとか、ざっくりとでも何をしたかとか。まぁぶっちゃけそれを日記といいます、って話なんですけども。日記って、なんかこう、感情が入るイメージっていうか、そういうんじゃなくて、もっとこう、『記録』みたいな。いや、『日々の記録』で『日記』なんじゃねぇの、って突っ込みは置いといて。


 そんでいまはほら、手帳に毎日体重を記録してるんですよ。あとエアロバイクで何キロカロリー消費した(ことになっている)かとか。それは日記とは別に毎日書いてるんで、それに食べたものとか、Bが出たとか、そういうのまで書いたら良いんじゃない? って。

 でも、その手帳、月間のスケジュールとメモ欄しかないうっすいやつで、しかもB6サイズっていうんですからね、小さいんですよ。そんなに書き込めないわけですよね。


 えーと、体重と、運動の記録と、それからBでしょ。そんで、食事とかそういうのも書くとしたら、最低でも週間スケジュール部分は欲しいよね。それ以外にももしかしたら何か書き込んだりするかもしれないし……。


 うん、よし、とにかくあれだ。新しい手帳を買ってこよう! 明日お休み(これを書いている時)だし!!


 って、お休みの前日、脳内でえらい盛り上がったんですけど、翌日、台風か?! ってくらいに日本海外側が荒れて荒れて。


 オッケー! また今度!!


 って流れましたわ。

 毎回こうやって盛り上がるのは良いんですけど、なんやかんやで実行に移さずに終わるんですよねぇ。


 あっ、ちなみにBはまた天岩戸にこもりました。どうやら機嫌を損ねた模様です。

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