第675話 DPチャレンジ2020

 さぁ、そんなこんなで(※前話参照)やって参りました、『苦手だったもの、あるいは食わず嫌いなもの、いま食べてみたら案外イケるんじゃない?』企画第二弾!!


 タイトルからもわかるように、今回は『ドライプルーン』! 今回も実況はわたくし宇部松清、食べるのも宇部松清でお送りいたします!


 このドライプルーンですけれども、668話のコメント欄でお勧めされたものでして、どうやら食べすぎると大変危険な代物らしく、それにビビって――というわけではもちろんないのですが、よっしゃいっちょ試したろうじゃないの! とはなかなか思えなかった宇部松清であります。


 というのも、まぁこの企画に登場するくらいですから、この宇部松清、ドライプルーンが苦手なのであります。というか、ドライフルーツ全般が苦手なのであります。さすがは水も滴るイイ女、湿っぽくて、じめっとした6月に生まれただけのことはあります。乾いたもんなんか食えるかっつぅ話であります!


 嘘です!!

 ていうか、北海道の6月は湿っぽくもじめっともしておりません!


 むしろ乾いたものは大好きです! 

 乾いたものが好きだからこそかもしれません。


 いや、ドライプルーンに限らずですけど、ドライフルーツって、全然『ドライ』ってなくない? と思うわけです。全然水分あるじゃん、しっとりしてんじゃんお前。宇部の考える『ドライ』な食べ物というのは、干し椎茸とか、切り干し大根とか、ひじきとか、ふえるわかめちゃんなのであります。つまりカラッカラのパリッパリのやつをさすのであります!


 そう考えたらどうですか、お客さん!

 ドライプルーンは、いや、ドライフルーツは全然フルーティーではありませんか?! 


 そりゃあ彼らのかつての姿を考えればですよ、あのみずみずしい果汁を内に秘めたあの全盛期の姿を思い出せばですよ、「いや、もう私、カラッカラよ?」って場末のスナックのママさんみたいなっていうんですかね、何かもう酸いも甘いも嚙み分けた感じのアンニュイな笑みで返されると思うんですけども、そんなの干しシイタケから言わせてもらえればですね、「まだ乾燥が甘いんじゃない?」って話ですよ。「そうそう、まだまだ水分抜けるよ、頑張って!」って切り干し大根もエールを送るってなもんです。

 

 とまぁドライフルーツへのディスり(ディスりだったんだ)は置いといて、そろそろ「さっさと食えよ」という声も上がりそうですから、さっさと食べることにします。とりあえず語尾に『!』つけて『~であります』とか書いときゃ実況っぽくなるとか、そんな小手先の技術に頼りすぎるのは良くないのであります!


 今回ももちろん、『良い大人がたかだかプルーン食べるだけでエッセイ1本書けるかなチャレンジ』なわけですが、全然1本書けちゃうことは前回の甘酒チャレンジで実証されてますし、何よりもう既に1000字超えてますから、もうとっとと食べていただいて、さらーっとコメントをいただいちゃいましょう! さぁどうぞ! いかがですか、宇部さぁーん?!



 全然食えるわ。全然食えました。

 もちろん、美味しいとか、もっと食べたい、みたいなのはないんですけど、まぁ、Bを出すためって考えたら全然、ええ、甘酒より全然楽勝でしたね。ていうか、これ、どれくらい食べたら危険なのかな。むしろそっちを期待してるんですけど。



 はいっ、ありがとうございました!

 宇部松清、全然食べられました! しかもいっそ意図的に食べ過ぎるつもりでおります! 何せ本日(これを書いてる時)はお休み! 例えトイレから出られなくなってもそれはそれでバッチコイの構えであります!!


 ……と思っていたのですが。

 どうやらプルーンは糖質が含まれているらしく、100gでご飯一杯強の糖質になる模様。


 でも100gって一体どれくらい……?

 と袋を確認いたしますと、どうやらこれ1袋で100gあるようです。


 おーっと、ストップです!

 ドクターストップです!

 何せ彼女はダイエット中!

 チョコやスナック菓子を控えている身なのであります!

 ただの間食でご飯一杯強の糖質を摂取するわけにはいきません!


 というわけで、脳内ドクターによるストップはかかったものの、たぶん半分くらいは食べてしまいました。果たしてこれが食べ過ぎなのか否か!


 いまのところ、まったく危険な感じにはなっておりません!


 それではまた何かしらの第三弾でお会いしましょう! 

 

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