第620話 何かと忙しかった10月

 10月は予期せぬイベントがぽつぽつあってなかなか忙しかったです。


 というのもですね、まずは娘ちゃんの遠足ごっこがあったわけです。『ごっこ』って何ぞ、って思われたかもしれないんですけど、どこか遠出するとかではなく、園の周りをぐるっとお散歩して、園庭でシートを広げてお弁当、っていう。去年は確か年中さんも遠足だったような気がするんですけど、やはりコ□ナの何たらなのでしょう。


 そんで、これもコ□ナの何たらなのかもしれないんですけど、行事の告知が遅いんですよ。開催出来るかギリギリまで考え中、ということなのかもしれません。もしかしたら直前にクラスター発生、なぁんてこともあるかもしれませんし。


 私のお休みの申請がですね、だいたい前月の15日までとかなんですけど、20日過ぎとかに「来月、こんなイベントがありまーす」ってお知らせ来たりしますから。うぉい、ちょっとまじかよ! 店長ー、すんませーん、お休みくーださーいっ! ですよ。


 というわけで、10月はですね、娘ちゃんの遠足ごっこに始まり、私の半年ぶりの美容室もあり、そこから先月受けた娘ちゃんの健康診断(at保育園)結果に書かれていた「日本脳炎の予防接種、そろそろお願いしまっせ」というメッセージ(そういう文面ではもちろんないけど)により急遽お注射の予約&執行、子ども達のサプライズお泊りによる突然の結婚記念日ディナー開催と、息子君の学習発表会。そして、トリを飾るのは、娘ちゃんの保育参観&息子君の校外学習(ぶっちゃけ遠足)と来たもんだ。


 多い多い。

 大きなイベントから小さなイベントまでやることが多すぎる。

 ママの出番が多すぎるって。私、普段はそんなに活躍しませんからね。ただただ朝晩のご飯仕度とお洗濯をしてる人。子ども達の送り迎えやらお掃除やらその辺はほぼ旦那にお任せですからね。まぁ共働きなんだから、それくらいは――って思われたかもしれませんが、なんて事はない、しがないパートのおばちゃんですから。


 今年は去年と違って息子の学校に読み聞かせにも行ってませんし、保育園の方も送り迎えは原則一人で、とのことなので旦那に同行することもないですし、先生方から「ここん家のママ何してんだ」って思われてる気がしてなりません(特に保育園)。


 ですが、娘ちゃんの遠足のためにリュックを作り、ちゃんと弁当を作りまして――、ってそりゃあそうでしょと思われたかもしれませんがお知らせプリントには「手作りのお弁当でお願いします」と書かれていたのです。恐らく、菓子パンとかコンビニおにぎりを持たせた保護者さんがいたのでしょう。念を押してきました。いや、さすがの私でもそんなことはしませんて。


 そんで娘ちゃんを励ましながらお注射ミッションをこなし、息子の学校では「あらー、息子君のお母さん、お久しぶりですー」という会釈に「この人誰のママさん……?」と思いながら「どうも~」と愛想笑いを浮かべ、何とか息子のリュックも大急ぎで作り、そんで、明日は(予約投稿なので、これを書いている時点では『明日』)早起きして息子の弁当を作り、ちゃんとお化粧して保育参観です。


 何この目まぐるしさ。

 春にやるべき行事がことごとく延期になりましたからね、後半に一気に持ってきた感じなんですよ。

 そんで来月はマラソン大会ですから。もちろんそれも見に行きますから。


 そんなこんなで何か一気に駆け抜けた感のある10月でした。

 ただ、エッセイのネタについてはなんかもうカツカツでしたね。やはり子ども達が成長すると、だんだん面白ハプニングが減ってきますね。私、ピーンチ。

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