第587話 あれ? 意外と良いじゃん?

 というわけでですね、かねてから見なくちゃ見なくちゃ(Primeが終わる前に)と思っていたウルトラマンZを見てるわけです。もうね、この一文で「うわ、今日全くついていける気がしねぇな」と思った方はもう惰性で読んでいただくか、いっそブラウザバックしていただくかでお願いします。


 いや、これはあれです。タイトルの通りです。意外と良いぞ、っていうね。お前何様だよ的な感想で申し訳ないんですけど。


 ええと、ざっと簡単にご説明しますとですね、とりあえず本作のウルトラマンZさんは、ウルトラマンゼロのお弟子さん(と勝手に名乗っている)です。そんでそのゼロっていうのはセブンの息子ですね。息子だからってことでアイスラッガー(頭部のモヒカンみたいなアレ)が2個あるという。その点で親父を超えた男。頭のモヒカンは2個なのに名前はゼロという。


 そんで、そのゼロの師匠はウルトラマンレオなわけです。そのレオの師匠はセブン、っていうね。何かもう師弟関係がマトリョーシカ状態。


 つまり、

 セブン>(弟子)>レオ>(弟子)>ゼロ>(弟子)>ゼット


 っていうね。

 わかります?

 そんでこのゼット君はですね、師匠とか先輩へのリスペクトがすごくて、師弟マトリョーシカの方々は師匠呼び、それ以外の兄弟には『兄さん』をつけたりするという、お笑い芸人の上下関係みたいな感じなんですよね。まぁその辺は良いとして。


 私なんかはまぁまだまだ昭和を捨てきれない人間なものですから、昔のウルトラマンとか怪獣が出るだけでも簡単に高評価しちゃうんですけども、このZ、何が良いって、とにかく昭和の怪獣が出る! あと何といっても『セブンガー』が可愛い!


 この『セブンガー』、名前に『セブン』ってついてますけど、別に『ウルトラセブン』がどうこうってやつではないです。ウルトラマンレオに出てくるカプセル怪獣的なやつです。もう昭和! 見た目が昭和! 可愛い! さらに、こっちはガチのカプセル怪獣ですけど、ウィンダムも出て来ます。セブンガーもウィンダムも地球防衛軍的な機関の対怪獣用ロボットという設定のようで、カプセル怪獣ではないですけども。


 もうね、カプセル怪獣といえばですね、私としてはもう完全に時間稼ぎのやられ役みたいな認識だったものですから、彼らがこうやってバリバリ頑張ってくれるとですね、嬉しくって仕方がないわけです。


 あと個人的にはあれね。

 変身するハルキ君が「怪獣退治の専門家」って言ったわけですよ。これがね、もう良い。怪獣退治の専門家、ってウルトラマンの歌詞に出て来るやつよ。そうそう、その通りなのよ! って。あとやっぱりゴモラは麻酔うって空輸するんだな、とか。その辺も昭和ファンとしては嬉しいところです。


 そんで、Zは何が良いって、戦ってる時にペラペラペラペラしゃべらない!


 タイガ(タロウの息子)はもう戦ってる間もペッラペッラペッラペッラしゃべってましたからね。今回も声優さんを起用しているのですが、戦っている時は古き良き「ゼアッ」みたいなやつですから。これは良いですよ。


 そうそう、声といえばですよ。


 これ、伝わるかどうかわからないんですけど、ウルトラ戦士って皆ちゃんと声が違うんですよ。※あくまでも宇部にはそう聞こえている、というやつです。あと、どこかで似たようなのを書いたような気がしますけど。


 ウルトラマンは「シュワッ!」

 ウルトラセブンは「ダーッ!」

 帰ってきたウルトラマンは「ヘアッ!」

 ウルトラマンAエースは「ヴォエー!」

 ウルトラマンタロウは「ター!」

 

 みたいなね。

 それがちゃんとZでも使われてて良かったな、っていう。


 ただ、私はゼロもジードも見てないものですから、その辺のが出て来るとちんぷんかんぷんですね。ただ、濱田龍臣君は大変可愛いです。


 というわけで、もうついてこれない人はとことんついてこれない話題で申し訳ありませんでした。

 明日はね、ええと、明日は……うん、なんかこう……皆がワイワイ盛り上がれる話になると良いですね。

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