第552話 VS
さーってそんなわけで、『フレディVSジェイソン』なわけです。こうやって丸々1話書くということはですよ、やはり書くだけの価値があったというかね。そういうことになるわけですよね。やはり強い、ジェイソンさんは。
ちなみにこの『書くだけの価値』というのはですね、必ずしも面白さには比例しません。いや、厳密には『映画としての面白さ』には比例していないというか、『宇部の琴線に触れた』という意味の面白さであればもちろん比例はしますとも。なのでいっそあれですよね。駄作に振り切ってる方が美味しいわけですよ。
というわけで、お久しぶりですジェイソンさん。そうそう、このムキムキマッチョマンですよ。あとだいたいの場合雨降ってるの何でなんですかね。まぁ良いですけど。
さて、ジェイソンさんですね。今回はちょっと可哀相です、彼。
何でしょうね、フレディさんって口が上手いタイプなものですから、口八丁手八丁で丸め込んでくる感じって言いますかね。あのホラー界の重鎮をですよ、顎で使ってるわけですよ。おいおい貴様、と。私のジェイソンさんに何しちゃってくれてんだ、と。
いや、そもそもね、ジェイソンさんは可哀相なんですよ。生まれつきちょっとお顔の方に奇形があってですね、それでいじめられて、湖で溺死しちゃって。大好きなママも殺されちゃってね。そりゃあ復讐に燃えるって話ですよ。
で、今回フレディさんとジェイソンさんそれぞれの
とまぁそんな感じで完全に私は「ジェイソンさんがんばれー!」って気持ちで見てましたね。『フレディVS』ということは、一応フレディさんの方が主役っていうか、まぁフレディさんがジェイソンさんの力を借りて――って内容なので、ジェイソンさんは助演男優的なポジション(そうなの?)だと思うんですけど、いやもうこれ絶対見た人は最後ジェイソンさんを応援する感じになるでしょ。ならない方がおかしいですよむしろ。
この『○○VS○○』って他にもあるみたいじゃないですか、『エイリアンVSプレデター』ですとか、『貞子VS伽耶子』ですとか。ちなみに、『ゴジラVSメカゴジラ』とかそういうのじゃなくてね。アレは普通に『主役VSゲスト』っていうか。やっぱりそれぞれ自分の番組持ってないと。
というわけで、ジェイソンさん推しの私にとってはですね、お久しぶりの嬉しさも相まって、ほぼほぼ全編「ジェイソンさんがんばれー!」という内容でしたね。あと個人的にはエンディングの曲が恰好良いです。好き、こういうの。誰の何て曲かわかりませんけど。
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