第500話 他人のふんどしで相撲をとりたい

 いやぁ、とうとうやって来ましたよ。500話ですって。1000話までいくとなるとこれが折り返しとなるわけですね。えっ、1000話まで書くの?!


 それはそれとしてですよ。

 500話ですよ。これまで100話ごとに色々やってきましたからね。何かもうここまで来るとやり尽くした感がありますよね。書籍化もしましたし(してません)、アニメ化もしましたし(してません)、実写化もしちゃいましたし(してません)、スマホゲームにもなりましたし(なってません)、そんで、舞台化もしたじゃないですか(してません)。


 あとは何だ、というか、1000話まで書くとしたらもう5話メディアミックス回になるわけですけど、ありますかねぇ。いやいや、そんな未来の話よりいまの話なんです。ちなみにこのペースで書き続けると、2021年の11月15日に記念すべき1000話を迎えるそうです。あと500話分、ネタがありますように。頼むぞ子ども達、旦那、拓哉、そしてホラー映画などなど!


 なんて字数を稼いでも始まらないわけです。

 いつもならこれでも良いんですけどね、何せプレミアムな回ですから。


 というわけで、私としてはですよ。何としても何かしらとミックスしたい、コラボしたい、乗っかりたい、他人のふんどしで相撲がとりたいのです。


 じゃあどうするか、ってここ数日ずっと考えてたんですけど、もうこれしか思い浮かばなかった、っていうのがあれですよね。


 キャラクター化するしかねぇ、っていう。

 いつまでも私のままで勝負していられないな、と。

 ほら、今後グッズとかの販売もね、あるかもしれませんから。そうなりますと、こんなアラフォーおばちゃんのままでは絶対に売れませんから。多少デフォルメしとかんと。


 そんで、せっかくキャラになるならですよ、ほら、ここ最近ずっとホラー映画見てましたから。それもパンチの効いたキャラが出て来るやつばかりね。だから、私もホラー映画のキャラになりたいと思うわけです。私だって映画の中でリア充を懲らしめたいのです。俺様の縄張りでアハンウフンしてんじゃねぇぞと。


 さて、そうなりますと、重要になるのはもちろん装備です。

 私といえばこれ、みたいなのが欲しいじゃないですか。


 ジェイソンさんにおけるホッケーマスク(パート3~)とマチェーテですとか、

 レザーフェイスさんにおけるマスクとチェーンソーですとか。

 

 とにかくまぁそんな感じです。


 私の調査(めちゃくちゃ浅い)によりますと、とにかく顔を隠して、武器を持っていれば良いようです。これでキャラづくりは完璧。あと、『エルム街の悪夢』のフレディさんはお顔を出してますけど、お帽子も被ってますし、そもそも素顔も火傷でえらいことになってますから。彼の場合はお顔よりも赤と緑のボーダーシャツと爪が印象的ですからね。


 さて、それじゃあこのおばちゃんフェイスを何で隠そうか、という話になるわけです。


 さすがに私の腕ではレザーフェイスさんみたいなマスクは作れないんですよ。私に作れるマスクっていったら、それはウベノマスクですから。目元がしっかり出ちゃう。これはいけません。

 なので、一番簡単なのはまぁ普通にお面を被る感じなわけです。まぁせっかくですからね、怖い感じのが良いですよね。それじゃ、シンプルに鬼でいきましょう。


 そんで、お次は武器です。

 ウチにある凶器になりそうなものっていったら、包丁くらいしかないわけです。社会的な死を与えられそうなものとしてスマホやPCなんていうのも考えたんですけど、私の場合何にしてもフォロワーさんが少ないのでパンチが弱いかな、と。というわけで、包丁を振り回すことになりそうです。


 ではこれでビジュアル面はばっちりです。

 鬼の面を被って、包丁を振り回す。

 そして彼らは特に決め台詞もないみたいなので、その辺は必要ないでしょう。ジェイソンさんはひたすら無口ですし、レザーフェイスさんもちょっとおしゃべりの方は苦手なご様子でしたし。なので、まぁ「おらぁぁぁぁぁ」みたいな感じで奇声を発していれば良いのではないかと。


 よし、これでキャラは完璧ですよ。

 完璧すぎます。


 完璧すぎて、なんていうか、これではほぼほぼナマハゲです。

 確かに他人のふんどしで相撲をとる気満々でしたけども、さすがに神様のふんどしで相撲は無理ですわ。


 とまぁ、そんなこんなで安定のぐだぐだっぷりでお届けしました500回でした。


 501話以降もこのエッセイをよろしくお願いいたします。

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