第494話 伝達ミス

 今日ですね、まぁ今日っつっても、これが投稿される頃には過去の話なんですけども、ちょっとした伝達ミスがあったんですよ。


 ここでもちょろっと書いてますけども、私の仕事がお休みの時は息子をお迎えに行くんですね。徒歩だったり、チャリだったり。

 そんで、毎週お便りに下校時間が書いてるんですよ。時間割はちゃんと決まってるんですけど、学年やクラスによってちょっとした行事とかがあったりして微妙に下校時間が違う場合があるもんですから。短縮授業の日なんかも結構あるもんで。


 で、そのお便りに書かれた下校時間なんですけど、


 6月〇日(月) 短縮授業 ( 2:40 )


 と書かれていたわけです。

 ちなみに、この(  )内の2:40は手書きでした。間違えたので手書きで修正したんでしょうね。もっかい打ち直して印刷なんて紙がもったいないですから。

 そんで、2:40は通常の下校時間なのです。


 いや、私も気付くべきだったんですよ。

 短縮授業って書いてあるのに、下校時間同じだなんておかしいな、って。

 でも、まさか先生が間違うはずもないし、と。


 そんで、案の定電話がかかって来たわけですね。


先生「息子君のお母さんですか? あの、本日短縮授業でして……」

宇部「えっ、お便りには下校時間2:40と……(再度確認)」

先生「エーッ!? しまったぁ!! 間違えましたぁ! すみません!! 短縮授業なので、もう学校終わってます! すみません!!」

宇部「こちらこそ何かすみません! あの、いますぐ行きますから!!」


 漕ぎましたよね。

 ここ数日エアロバイクで鍛えた足でね。めちゃくちゃ漕ぎましたわ。1㎏も変動してませんけど(嘘。0.3㎏増えました。何でだ)。


 で、息子はというと、校門のところで先生と待ってたわけですけども、私を見つけるとですね、もうニッコニコで走ってくるわけですよ。


 もう何でしょうね、ちょっと泣きそうになりましたわ。映画のワンシーンかよ。これアレでしょ、もうクライマックスでしょ。いま確実にスローになってる。絶対シャボン玉とか飛んでるやつ。何これ、私これだけで白米食えそう。そんで、お前手に持ってるやけにでっかいビニール袋何よ。何作ってきたのよ。そんなでけぇの自転車のかごに入らねぇからな?


 ちなみにそのでっけぇビニール袋に入ってたのは『めいたんていロボ君』という謎のキャラでした。茶色い紙袋にパンパンになるまで何かを詰めたようなボディに顔のパーツをくっつけた感じで、「これ、どうみてもNHKの『どーもくん』なのでは……」というヴィジュアルだったのですが、息子曰く、『めいたんていロボ君』らしく。何かのキャラなんですかね。まったくわかりませんけど。何せ四角いボディですからね、いっそスポンジボブだったらわかるんですけど。


 そんでまぁめでたしめでたしとなるわけですけど、その後保育園から帰ってきた妹にその『めいたんていロボ君』を得意気に披露してるのがクソ可愛いな、と。ちなみに帰宅後は折り紙で『ランドセルロボ』を作ってました。最近の彼はロボに興味がある模様。それに触発されて、娘も何やら作ってましたね。彼女の方は『AIロボ』だそうです。4歳なのにもう『AI』とかそういう単語を知ってるのかよ! と現代っ子ぶりに驚きましたが、そのAIロボがまさかの2次元タイプ(ぺらっぺら)でさらに度肝を抜かれましたね。


 

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る