第443話 さるかに 前編

 GWですね(いや、これ書いてる時はGWだったんですよ)。

 どこだかの県では、このGWの『G』を『我慢のG』だ、なんて言ってて、ああ上手いなぁ、って思いましたが。

 一瞬、「それなら、自粛のGでも良いんじゃない? G-SHOCKみたいな感じで、G-ジーSHUCKシュックみたいな!(ピコーン!」とこの波に乗ってやれって思ったんですけども、よくよく考えたら、自粛って『Z』ですよね。こういうところで私がいかに馬鹿かというのがバレてしまうわけです。書かなきゃバレなかったのにね。でも書きたいじゃない。これくらいのエピソードだったら書きたいじゃない。


 さて、そんなこんなでGW(※予約投稿時)なんですけども、有難いことに――なのか、わかりませんが、私はずーっと仕事なのです。テレワーク的なやつではありません。小売店勤務ですのでね、感染最前線ですよ。畜生。休みてぇ。


 とまぁ、私も旦那も仕事なんですけども、子ども達は当然お休みなわけです。そんでもって、皆さんもご存じの通り、息子君に至っては、ロングロングバケーションの真っただ中なのです。一応、7日(今日じゃねぇか)から学校は始まるんですけど、さてどうなることやら。

 

 そこで困るのが何といっても家庭学習。

 4月に2日だけ学校に行きまして、家庭学習用のプリント等々はもらってきたんですが、「学校の勉強の代わりなんだから、まさか一日1ページなんて生ぬるいもんじゃないだろう」と思い、数ページずつやらせていたらあっという間に終わっちまいまして。追加でドリルを買ってきたりとかするわけです。

 しかし、ひとつだけ、ずっと残っている課題プリントがありました。


 表紙に『さるかに話』と書かれた冊子です。

 中をめくりますと、絵本のように挿絵はあるものの、文章がありません。罫線だけ。


 そう、さるかに話のストーリーを思い出して(去年劇でやった)書いてきてね! という内容の課題なのです。


 ウチの息子君、文章を考えて書くのが苦手なんですよ。逆に挿絵を描こう、だったら得意中の得意なんですけども。だからこればかりは親が横にべったりついて一緒に考えながらやらんと無理だべと思いつつも、でも、去年劇でやってるし、大まかな流れくらいは覚えてるはずだしなぁ、とも葛藤しまして、とりあえずやらせてみることにしました。


 そして、完成しました『さるかに話』。ぶっちゃけ「えっ、『さるかに合戦』じゃないの?!」と、昭和の人間としては何かもやもやするところではありますが、いまはそういう時代みたいですから仕方ないです。


 さすがに全文載せるのは難しいので、個人的に良い感じのところを抜粋してお届けします。


 ――で、途中まで書いてたんですけど、乗りに乗っちゃって2000字超えちゃったので、前編後編で分けます。


 おっ、しかも次は444話じゃないですか。

 つい先日400話だ、舞台化だ(してません)って騒いでいたのに、本当にあっという間ですねぇ。


 そんなわけで、期待のルーキー宇部息子君による『さるかに話(&宇部による突っ込み)』はまた明日!


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