第333話 無駄にハラハラしちゃう

 まぁ私が気にしすぎってだけの話なんですけどね。


 私は基本的に他人のプライベートにあまり興味がない……と言うとなんかすごく冷たい女のように聞こえるかもですが、私自身、聞かれたくないことがたくさんありますんでね、人にされたくないことは、自分もしない、っていう感じで。聞かれたくないことの8割は「宇部さんって休憩中にいつもスマホいじってるけど、何見てんの?」とかそういうやつですね。つまりこれ(カクヨム)ですから。このエッセイを書いたり、いただいたコメントのお返事を書いたり、読んだ小説のコメントやレビューを書いたりしてるわけなので、もうとにかく私の指が止まらないわけです。明らかにそこだけ休憩していないわけですよね。


 さて、そんな秘密を抱えて生きる私なんですけど、ここでもまぁ何度か書いた気がしますが、心配性なんです。もう常に心配性。ごみを捨てに行くだけでももしものことがあるかもって思って鞄持ち歩くくらいの心配性。


 先日、休憩中にですね、何の話の流れでだったかはすっかり忘れたんですけど、職場の先輩が「私、スマホで小説ばっかり読んでる」って言ったんです。何かもうほんと失礼な話なんですけど、私、自分がこういう活動しているくせに、ある程度の年齢に達するとネットの小説じゃなくて紙の本しか読まなくなるって思ってたんですよ。いや、このカクヨムでも案外お年を召した方でもバリバリ現役で書いてらっしゃるのっていうのはわかってたんですけど、読者層はもっと若い方だと思っていたというか。


 ただ先輩は「スマホで小説を読んでる」としか言ってないわけでして、小説投稿サイトの小説を読んでるとは一言も言ってないんですよ。だから、電子書籍の可能性もあるわけです。湊かなえ先生とか、宮部みゆき先生の可能性は大いにある。なぜこの2人なのかは自分でもわかりません。パッと出て来たのです。仮に小説投稿サイトだとしても、他にもたくさんありますからね?


 でもほら、心にやましいこと(別にやましいことをしているわけではない)がある人って、もうそういう思考になっちゃうから。カクヨムかもしれねぇって、思っちゃうから。


 だってね、偶然に偶然が重なってもしこのエッセイにたどり着いたらもうソッコーでバレるのよ。だって、休憩中に話してることも書いてますからね!?


 いや、逆に私がこのエッセイの読者で、読んだことをあたかも自分のことのように語ってる、と思われる可能性も……? いやいや、それはそれで痛いやつ!!


 最近そんなことを考えてしまってですね、家庭で起こった面白エピソードをここに書く前にしゃべらないようにしないとな、って思ったりするわけなんですね。もうなるべく黙ってよう、って。


 ただ、その当事者(家族)はね、もう何をしたってバレますからね。だってほんの3日前とかに起こったこととか書いてますからね。もう読まれたら一発でアウト。そんなぎりぎりの戦いをしている私が悪いんですけど。


 それでもやめられないんですよねぇ。



 あ、それと全然余談なんですけど、このエッセイでめちゃくちゃ謎なのが、『第178話 拓哉~未来から来た諦めない男~』これだけが、第1話と並ぶくらいのPVあるんですよ。このエッセイ元々は『カクヨム作家への10の質問』っていう自主企画のやつを、もったいないからって3話目から書き始めた感じなので、1&2話と3話以降のPVにとんでもない開きがあるんです。それなのに、この拓哉だけ。その次の拓哉もそれ以外のと比べればそこそこあるんですけど、あの拓哉には遠く及ばない(拓哉がゲシュタルト崩壊しそう)んですよね。


 もうほんと謎。

 何が読者様に響いたのか、もうさっぱり。

 


 せっかくのゾロ目回をこんな話にしちゃう、っていうね。ほんとすみません。


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