第314話 年の瀬にクリスマス報告
いや、ですからね。
仕方ないんですって予約投稿分がずらーっと並んでるもんですから。クリスマス絡みで色々あったので書こうと思ったら、そりゃ30日にもなりますって。それだけストックがあるって、アナタ幸せなことなのよ?
って、誰に話してるんだってね。
さてさて、コメント欄ではちょいちょい書きましたけども、クリスマスは朝から結構大変だったのです。
まず、朝は5時起きですよ。
いつもこのエッセイは5時6分に更新されますけど、予約投稿ですんでね? 普段はまだまだ夢の中なのです。それなのに、ばしっと5時起き。ツリーは居間のドアを開けてすぐのところにあるので、そのドアの向かいに位置するソファに陣取り、カメラを構えるのが私の仕事。
旦那が言葉巧みに子ども達を起こし(というかぶっちゃけ起きてるけど、こちらの良きタイミングで飛び込むよう指示する)、私の「アクション!」と共に録画スタート! ドア、オープン!!
娘、鼻から血を垂らして登場ね。
えっ?
この動画、のっけから流血スタートなの?
もうこの時点で「??」ですよ。何でお前そんなことなってんの!? 興奮したの!?
何だか絵的にどうなのって感じでスタートした以外は特に大きな事故もなく、各方面のサンタさんへのムービーは無事に撮影終了。
ここからですよね。コメント欄でもお伝えした悲劇は。
何せ起きてすぐのサプライズプレゼントであるからして、トイレがね。息子は夜中に起きてすぐトイレを済ませてたらしいんですけど、娘の方はノントイレでプレゼントでしたから。
夢中で遊ぶ子ども達に何度か「トイレ行きなさいね」って声はかけたんですけど、「だいじょうぶー!」って。一番大丈夫じゃない返事もらいまして。なのにそれで「そうなのね」って納得しちゃう私の馬鹿! あんた何年母親やってんのよ!(母親業は約6年だけど、おむつとれてからは2年くらいかな)
そんでその後しばらくして「トイレいってくるー」って向かったわけですけど、待てど暮らせど帰ってこない。おかしいな、大きい方かな? なんて思いつつ。
とりあえずトイレに様子を見に行こうとなりまして、先に向かった旦那が言うわけですよ。腰を落とし、事件現場に駆けつけた刑事みたいな姿勢でね。
「誰か漏らしたやつがいる」
!?
クリスマスイブで浮かれていた脳が一気に覚醒しましたよね。
どっちだ!? 息子、お前か?! 僕じゃないよ? あぁごめんね。
じゃあ娘か! ってあれ? 娘どこ行った?
いないの。
居間にも、風呂場にも、2階のトイレにも。
えー? どこー? と思ったら……子ども部屋の電気がついているわけですね。
ごくり、と唾をのんでドアオープン!!
はい、犯人発見!! しかも布団の中ってお前!!!
びっしょびしょのパジャマで布団にもぐってんじゃないよお前!!
もしかして、濡れたパジャマとパンツをこっそり交換してんのかなってちょっと期待してたんですけど、さすがに4歳ではそこまでの考えに至らなかったのか、いっそ全部覆い隠せばOKみたいなよくわからない結論に達した模様でした。
とりあえず、トイレ失敗するのは良いけど、隠すのだけは止めなさいときつく叱り、朝から洗濯機をごうんごうん回しましたわ。被害が運よく洗えるやつだけで済んで良かった。敷布団は無事でした。
もうね、クリスマスひとつとっても無事には終わらないんです。
やはり何かしらの事件が起こってくれる。
このエッセイ1本分のネタを持ってきてくれるんですよ。
ネタに愛され過ぎでしょ。どうなってんのよ、私。
いや、もしかしてこれこそが私へのクリスマスプレゼント?!
いや、下関係は御免被りたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます