第303話 成長著しい
最近、ちょくちょく感じるんですよね、成長を。
しかもあれね、子どもの成長じゃないんですよ。私の。私自身の。
アラフォーの癖にね、しっかり成長してんじゃんお前、ってね。いや、体重の話じゃなくて。おい誰だ体重の話したやつ!
このエッセイですよ。
ほんの数話前に300話を迎えましてですね。いやぁ、これもひとえに皆さんの応援のおかげと言いますか、この場合の応援って何も♡の話ではなくてですね、もう単純に読んでくださってるっていうだけでも立派な応援ですから。3日4日くらいPVが0だったらさすがの私も書きませんて。
いや、ちょっと前まではですね、以前ここでも書いたように思うんですけど、第0話という小ネタストック部分があったんですよ。そこにちょいちょいメモしてたんですけど、ここ最近はそこを全く覗かなくなりましてね。もうふわっとしたテーマだけでも何となく書けるようになったといいますか。いや、何となくじゃ駄目だろってね。
でもまぁ、どんな話でもそれなりに書けるようになったんじゃないかなってね。ことエッセイに関しては。
で、その成長とはまた別の話なんですけど、私の鼻周辺がまた驚くべき対応力を見せているといいますかね。
またもマスクの話なんですけど。
愛用している『眼鏡が曇りにくいマスク』がですね。底をつきまして。で、新しいマスクを買おうとしてドラッグストアに行ったわけです。そしたら、マスクに取りつけるノーズクッションっていうんですかね、あれが売られてまして。
ほほう、成る程、と。
これがあれば、ちょっと高い(宇部基準)『眼鏡が曇らないマスク』ではなく、一番安いマスクでもイケるんじゃないか、ってね。
で、早速買ってみたんですよ。
だいたいこの手のマスクって、鼻の辺りにワイヤーが入ってて、それを折り曲げてフィットさせるじゃないですか。でも、これがあればその部分にそれを張り付けるだけでいいわけです。しかも、使い捨てじゃないんですよ。マジックテープがついておりまして、何度でも使用可能。汚れたら軽く手洗いして――ですかね。私はファンデーションを塗らない人間なので、茶色くなることはないんですけど、それでもほら、皮脂とかね、そういうのがね。
そうそう、茶色といえばというか、肌色なんですけど、ほら、いまこの『肌色』って表現が差別的だ、みたいな感じでいまは『ペールオレンジ』っていうらしいじゃないですか。絵具とか色鉛筆にも『ペールオレンジ』って書いてますから。
でもね、ウチの娘、バリバリ「はだいろ」って言うんですよね。えっ、保育園? えっ? まぁ、良いですけど、通じるし。
ああそうそう、そんな話は置いときまして。
そのノーズクッションを取り付けまして、一日仕事をしてみたんですけど。これがなかなか良いわけです。結構曇らないんですよ。イケるじゃん! ただ、慣れてないので異物感がすごい。
で、これで快適眼鏡マスクライフを送れるなと思っていたんです、が。
2日目、もう早速曇ったわけですよね。
もう早速対応してきたわけです、私の鼻は。
対応が早い早い。
こんなに迅速に対応出来るとか、私の鼻付近どうなってんでしょう。
ちょっと仕事出来すぎじゃない?
有能過ぎてもうむしろ、無能。
とりあえず、私のエッセイの腕も上がっているし、鼻付近も日々成長しているってことでね。
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