令和元年11月
第255話 黒革(合皮)の手帳とペンの話
近くのホームセンターでですね、手帳とかカレンダーのコーナーが出来てました。いやはやそういう時期なんですねぇ。
文具コーナーって楽しいじゃないですか。私の『ホームセンターで長居したいコーナー』第2位です。
ちなみに1位は工具コーナーです。何に使うのか良くわからない工具とか、同じパッケージできっちり揃えられたネジ釘とか、そういうの見るの好きです。蛇口とかね。展示されてるじゃないですか。捻っても捻っても水が出ない蛇口とか、面白くないですか? キュコキュコ捻りますよ、もうキュコキュコと。
塩ビ管コーナーとかね、ああいう同じ形のものがずらーって並んでるのも最高。しかも、サイズ展開も豊富ですからね、塩ビパーツは。ただ、何に使うかわからないので買いません。見るだけです。感覚としては水族館とか動物園とかそういう感じ。へぇー、こんなのもいるんだー、すっげー、って。
そんなことは置いときまして。
文具なんですよ。
手帳コーナーにですね、その手帳と共にいかがですか? みたいな感じで多色ボールペンやらマーカーやらシールやらがあるわけですよ。
私なんかはもういい年ですし、分厚めのビジネス手帳(A5サイズとかで黒い革のカバー)に1,000円くらいするボールペンをさって差したりしたいところなんですけど、まぁ実際は100均のですし、手のひらサイズですし、うっすいやつなんですよ。
いや、マンスリーまでは良い。息子の学校行事とか、読み聞かせボランティアとか、そういう予定もありますしね? 子ども達が絡まない私個人の予定なんて美容室か病院くらいなものですけど、それにしたって数ヵ月に一度くらいはありますしね。
じゃあウィークリー部分って何書いたら良いのよ。晩御飯のメモ? 冷蔵庫の中身とか賞味期限とか書いとけば良い!?
独身時代バリバリの営業ウーマンだった頃(しかし成績はかなり悪い)すら使いこなせていませんでしたから。
なのにこの時期、手帳がずらーって並び始めるとなぜかほしくなっちゃうわけですよ。昨今の若い人達はスマホアプリで管理してるんでしょうけど、まだまだアナログのようでして。
で、自分が使いこなせるのがせいぜいマンスリーとメモのみというペラペラのやつ、っていうね。いや、身の丈にあったものを選んだ結果ですよ。いつか私がIT社長になったらあの分厚いビジネス手帳買いますわ。そんでエビデンスがなんざんしょ、みたいなこと書きますわ。無駄に。
ていうか、今回書きたかったのは手帳の話じゃなくて(さんざん語ったくせに!)ボールペンの方なんですよね、実は。
あのボールペンのグリップ部分あるじゃないですか。
あれ、気づけば汚くなっちゃってるんですけど、もしかしてこまめにお手入れするべき部分なの?
なんか、薄ピンクとか、シャンパンベージュっていうんですかね、そういう色のボールペンとかあるわけですよ。あっ、かわい~ぃ、って手に取るじゃないですか。でもグリップも同色なのですよ。つまり、淡い色してるんですよ。
もうね、容易に想像つくわけです。ちょっとこう黒ずんだ感じに変色したグリップが。そっと戻しますよね。私なんかが使うべき色じゃない。私はもう黒いグリップのペンしか使うことを許されていない女。
学生時代まーったくモテなかったのって、もしかしてそういうところ見られてたから?
あぁ、学生時代と限定しちゃ駄目ですね。ご安心ください、社会人になってもダメ子でしたわ。
あ!
各小説の管理画面に最新話への矢印出来てましたね! 今日気づきました。運営さん、ありがとうございます!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます