第171話 ストレス0の味
今日、っていってもこれが投稿される頃には数日経ってるんですけど、テレビでですね、とにかく激辛料理を食べる、っていうのをやってたんです。
私、もうとにかく辛いのが苦手でして。
カレーでいうと、いちばんベストなのはバーモント甘口。これは基本ですよ。もう何でしょうね、『バーモントカレーアマクチ』っていう独立した料理なんじゃないかなって作る度に思います。なんのこっちゃ。
ですが私も、良い年した大人として、多少の
中辛に。
いきなりオール中辛は心臓に負担がかかりますからね、やはり徐々に慣らしていかないと。
というわけで、甘口と9:1で混ぜつつ、そこからだんだん中辛の割合を増やしていきまして、最終的に「今日のところはこれくらいで勘弁しといたるわ」となったのが、5:5。辛さレベルが、甘口を0、中辛5とすると、2,5の位置ですかね。この2,5がぎりぎり、『私でも辛さを楽しめる辛さ』でした。
しかし、画面の中では、口に含んでものの数秒後に悶絶するタレント達がいるわけですよ。タレントさんって大変だなぁと思いながら練乳氷っていうアイスをザクザク食べていた私です。甘い、そして冷たい!
さて、その辛いものなんですけど。
夏といえば辛いヤツ! みたいな風潮あるじゃないですか。私としては、夏でも冬でも御免被りたいところですが。
でも、辛いのが好きな人ってたくさんいますし、そういう人達って「辛い、辛い」って言いながらもすごく美味しそうに食べますよね。
ただ、この『辛いけど、美味い』がまったくわからないんですよ。
これが『塩気』なら、『しょっぱいけど、美味しい』になるわけですけど、涙が出るほどしょっぱいレベルだと食べませんよね?
逆に『甘味』だとしても、頭痛がするほど甘いとかのレベルなら、やっぱり食べないじゃないですか。
なのに、『辛い』は食べるんですよ。むしろ辛ければ辛いほど美味しい、という人もいるわけでして。
戦ってますね。
何と戦ってるんでしょう、己と?
食べることは大好きなんですけど、戦ってまで食べたいわけじゃないんですよ。
私の中で『辛い』というのはひとつのストレスなわけです。『美味しい』の中に『ストレス』はあってほしくないのです。ただこれはもちろん私の考え方ですけど。
ノンストレスで食べられるものが一番美味しい(私の中では)と思うわけです。だから、カレーも「辛いっ! 水!!」とならない辛さが良いですし、出来れば、食べ方も簡単な方が良い。
例えば、カレーならご飯の上全部にだーってかかってくれてる方が嬉しいのです。外で食べるやつって、半分しかかかってないじゃないですか。ということは、白いご飯の部分は自分でカレーをどうにかしなくちゃいけないじゃないですか。あれがもうちょっと嫌。だから宇部家のカレーは白いご飯が全部隠れるようにかけます。だーっといきます。実家もこのスタイルでした。
だからね、スープカレーは駄目。
私に合わない。未来永劫、上手くやれる気がしない。
ごめんな、スープカレー。
ごめんな、大泉君。
私は北海道民だけど、あれだけはどうしても駄目だ。食べ方が何か面倒くさいから。
そんな話で〆るのかよ。
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