第6話 特撮が好きです2
やっべぇって。
前話で特撮好きとか言っときながら、全然語ってなかったって。
なので慌てて書いてます。急げ! 急ぐ必要はないけど。
私の勝手なイメージですけど、小さい頃、仮面ライダー(おい、伏字はどうした)っていうのはちょっと大人な感じだったんです。硬派っていうのかな。もちろんそんな言葉は知りませんでしたが。
孤高のヒーローなんです、仮面ライダーは。
何か色もちょっと暗めで、一緒に戦う仲間(おやっさんとか短パン少年とか某FBIとかそういうのは除く)なんてのも全然いなくて(電波人間はいたけど)、改造されちゃって、家族も皆殺しにされたりして、それで復讐に燃える感じだったりして。
まぁ、自ら改造されにいくパターンとか、もう瀕死の重症で改造するしか助からないってパターンもあったけど、とにかく改造人間なんですよ。普通の人間じゃない。その孤独よ、悲しみよ。
自分の小説で人との違いに悩む魔法使いが出て来るやつがあるんですけど、そういうのはここから来てます。
↓これです
『魔法使いと珈琲を』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883455199
どんなに見た目は似てても、人間ではない、と悩むんですよ。ライダーは。それゆえに孤独なんですよ。
そんな重い設定が根底にあって、スーツもカラフルで何か和気藹々としていた戦隊ヒーロー達とは違ったんですね。だから、大人向けだなぁ、って思ってたんです。どっちも子ども向けだっつーの。
だから、っていうのか、最初は戦隊ヒーローの方が好きでした。ピンクもいるし。女の子ね。イエローもいたけど。割と本気でヒーロー(ヒロイン)になりたかった。けど、身体がとにかく弱い子だったわけです。重い病気があるとかじゃなく、とにかく虚弱。すーぐ風邪引いちゃう。こじらせて入院しちゃう。
例えばオリンピック選手とかアクション俳優さんとかで、昔はそうだったけど、それを克服するために~、みたいなのあるじゃないですか。そういうこともなく。
壊滅的に運動神経0之助。
いや、女ですけどね。じゃあ0子。
そんなわけで。
でも、憧れだけはずっと持ってた。生まれ変わったらなるんだ、と。既に来世頼み。
特撮はね、歌が良いんですよ。
歌詞が強い。ノリが良い。
元気もらえる感じで。
いまだに特撮ソングが大好きです。
ただ、ライダーはあれですね、昨今のはもう流行りの歌手使ってきますね。いや、恰好良いから聞きますけど。でもちょっと寂しいのも事実。
叫んでよ、名前とか! 敵の名前とか! もっと見た目に言及してよ! 銀のマスクとか黒いボディとか! って。
時代の流れなんでしょうね。仕方ないです。
現役女子大生の頃は、バリバリに流行りの恰好して、特撮ソングがもりもりと入ったmp3を聞きながら地下街を闊歩したものです。
まさかこんないまどきのヤング(古い)がウルト○マンタロウを聞いているとは思うまいて、とほくそ笑みながら。
いや、たぶん、漏れてたと思いますけどね。
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