応援コメント

第二十三譚 青い雪と《冬》の町の急襲」への応援コメント

  • 冒頭のクワイヤ、最高でした。「さむくなんかないわ」のところでもう笑ってしまいました。「そのおくちはかざりものなのかしら!」言うことがほんといちいち可愛いです。

    ところで、これは「長」も知っての暗殺計画なのか?或いは「街」の総意をエンダが託されての凶行なのか?とても気になります。それにしても「氷狼」ヴォルガ、或いは助けてくれたりするのか?(だって、もうセツは気を失いかけてる・・・)
    いやそれは楽観しすぎか・・・

    不惑も過ぎたいい歳してなんでおれはこんなに心を揺さぶられているんだ?

    作者からの返信

    刈田狼藉さん

    クワイヤを愛でていただいて、ありがとうございます(*^^*)
    彼女はくるくるとよく動いてくれて、作者が考えるまでもなくあれこれと喋ってくれるので微笑ましく想いながらずっと書いていました。

    エンダに旅人を暗殺するようにいったのは長ですね。エンダに、というよりは自警隊に、というかんじです。

    こころを揺さぶられる。なんて作家冥利につきます。重ねて御礼申し上げます。

  • なんかそんな気はしてましたが、やっぱり最悪の事態に……!
    そう上手くは行きませんよねー!
    それにしてもエンダこのヤロウ! 好きな女が春を見たいって言ってんのになんで邪魔するんだ! と言う憎しみが燃えました。憂鬱そうな顔からなにか訳があるんだろうとは思いますが……乞うご期待というやつですね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。エンダが嫌われ役らしく嫌われてくれて、よかったです(n*^言^*n) 悪いひとではないのです。むしろ作者としては彼は善人だとおもっています。ただ誰もが環境や状況次第では誰かの悪人になりうる。というだけのことで。これはわたしの小説の根底にある基本概念で、この悲劇にかんしては誰かが悪い、ということは書いても、悪い誰か、というものは書きません……ほとんど。もちろん、例外もあるのですが(*ノωノ)

  • 冒頭の青の水晶のような美しい光景に心打たれ、温泉水で溶けた氷上の歩きにくさにリアルさを感じました。さらに、怒るクワイヤさんを守るセツという関係にハラハラしながらも心熱くなっていましたら、最後の衝撃の展開……。
    クワイヤさんとともに悲鳴をあげそうな気持でしたが、セツには薄々予想はついていたのですね。
    前の譚のエンダの思いつめた様子はこれがあったから……。ハルビアさんを護るためにもこれが最善だと決意をしていたのでしょうか。

    セツとクワイヤさん、ふたりの今後がさらに気になります。

    作者からの返信

    青い雪の隧道はヨークルスアゥルロゥン氷河湖を想像して書きました。写真でみただけですが、すごく綺麗な風景でこころに焼きついています。美しい風景を書くのも、わたしにとっては小説の醍醐味のひとつなので、ぐぐっとちからをそそぎました。なのでそのように小説のなかの風景に没入してくださると、ほんとうに嬉しいです。

    エンダも悪いひとではないのです。どちらかというと、善良な青年です。嫌われ役になりかねない役割を担っていますが、それもハルビアを想うが故……つらいところです。