読んだ後に、すぅっ、と怖さを感じる一作。 ある男の夢の中で、女の子が「欲しい物ある?」とたずねる。 男は次々に、自分の欲しい物を手にしていくのだが、それには代償が必要だった。そしてその願いは、ある事件へと繋がっていた。 「欲しい物ある? その問いに、簡単に答えてはならない。 あなたも、何かを失うかもしれないから。 短編です。 是非、ご一読ください。
単純ですがこの一言でまとめられると思います。ただできればもう一人登場人物がいても……と言うのは好みの問題でしょうか。
命は大切。でも、それは“個”であるからなのか?端的に人生を問う、たくさんの人の目に留まってほしい作品です。
綺麗に纏まっているのにしっかりと伏線を回収して、とっても面白かったです!タイトル通りで正しく輪廻転生、感服です!
奇妙な出だしから、不思議な展開、そして真実が明かされ、ラストでもう一回どんでん返し。短い中にうまくいろんな要素を詰め込んでいて、とても楽しめました。
生まれる前から取引するなんて、人間って本当に欲深いのだなぁと感じました。視点が斬新で面白かったです。